2016年1月31日 / 最終更新日時 : 2016年8月26日 元住吉 こころみクリニック うつの物理療法 うつ病への運動療法の効果とは? 「身体を動かすと気持ちがスッキリする」 そんな感覚をみなさんも経験されたことがあると思います。運動は気分を改善する効果があると考えられ、うつ病治療に取り入れられています。国によってもガイドラインでの運動療法の位置づけは異 […]
2016年1月31日 / 最終更新日時 : 2016年8月25日 元住吉 こころみクリニック タミフル タミフルの服用期間と飲み方 タミフルは、インフルエンザ治療薬の中での唯一の内服薬としてよく処方されています。 タミフルは抗生物質などとは異なり、直接ウイルスを退治するものではありません。ウイルスが感染した細胞の中で増殖し、それが周りに散らばるのを防 […]
2016年1月30日 / 最終更新日時 : 2016年8月26日 元住吉 こころみクリニック うつの物理療法 高照度光療法の有効性とは? 季節性感情障害の患者さんは、毎年秋から冬にかけてうつ状態になり、春になると回復します。別名、冬季うつ病とも呼ばれるこの病気では、高照度光療法が有効な治療法となっています。 高照度光療法は文字通り、高照度の光を朝に浴びせる […]
2016年1月30日 / 最終更新日時 : 2016年8月25日 元住吉 こころみクリニック タミフル タミフルカプセル75mg・ドライシロップの薬価と用量 タミフルは、インフルエンザ治療薬の中での唯一の飲み薬になります。 タミフルは、75mgカプセルと3%ドライシロップの2つの剤形が発売されています。基本的にはカプセルになりますが、カプセルが服用できない方やお子さんなどは、 […]
2016年1月29日 / 最終更新日時 : 2017年2月24日 元住吉 こころみクリニック イナビル イナビル(ラニナミビル)の効果と特徴 イナビル(一般名:ラニナミビル)は、2010年9月10日に発売されてインフルエンザ吸入薬になります。リレンザに次ぐ2番目の吸入薬として発売されましたが、イナビルは2キットを1度に吸入するだけでインフルエンザの治療ができる […]
2016年1月29日 / 最終更新日時 : 2016年8月26日 元住吉 こころみクリニック うつの物理療法 断眠療法(覚醒療法)の効果と特徴 「一夜漬けで睡眠削って勉強してたら頭がさえてくる」「徹夜で遊んでいたらテンションがあがってくる」 そんな経験をされた方もいらっしゃるかもしれません。このような感覚は間違いではなく、断眠が続くと気分が高まります。日本ではあ […]
2016年1月28日 / 最終更新日時 : 2016年8月3日 元住吉 こころみクリニック 非定型うつ病・新型うつ病 うつ病の種類(メランコリー親和型と新型うつ病)とは? かつてはうつ病というと、真面目で几帳面な方が無理をし続けた結果かかる心の病と考えられていました。ですから、しっかりと休まなければいけないし、励ましは逆効果といわれてきました。 しかしながら現代のうつ病は、様相が変わってき […]
2016年1月28日 / 最終更新日時 : 2016年8月25日 元住吉 こころみクリニック タミフル タミフルの副作用と安全性 インフルエンザと診断されて、病院でタミフルを処方されたことがある方は多いかと思います。 インフルエンザのシーズン中は医療機関は非常に忙しく、人によっては十分な副作用の説明を受けないままタミフルを処方された人もいるかもしれ […]
2016年1月27日 / 最終更新日時 : 2016年8月25日 元住吉 こころみクリニック タミフル タミフルの予防投与の適応と効果 インフルエンザになってしまうと、周りにいる人のことも考えなければいけません。インフルエンザは感染してしまうので、患者さんのまわりの家族や職場の方も不安になるかと思います。 産業医として企業に訪問させていただくと、「インフ […]
2016年1月27日 / 最終更新日時 : 2016年8月26日 元住吉 こころみクリニック 漢方の基礎知識 漢方薬でみられる副作用とは? 漢方薬は安全性が高いと思われている方が多いかと思います。それは否定しませんが、漢方薬に副作用がないわけではありません。 漢方薬は生薬を配合したものとはいえ、その生薬には様々な作用があります。生薬の中にはとても強い作用を持 […]
2016年1月26日 / 最終更新日時 : 2016年8月25日 元住吉 こころみクリニック タミフル タミフルで恐れられる異常行動とは? インフルエンザと診断されて処方されたタミフル。どんな薬だろうと思って何気なく調べてみると、「異常行動」という怖い文字が出てきます。 タミフルと異常行動は、10代の患者さんを中心に認められた予期しない副作用です。センセーシ […]
2016年1月26日 / 最終更新日時 : 2016年8月26日 元住吉 こころみクリニック 漢方の基礎知識 漢方薬は安全?漢方薬による間質性肺炎 漢方薬は古来から使われていて、生薬だから安全と信じられてきました。その安全神話が崩れ去るようなニュースが、1996年3月に大々的に新聞報道されました。小柴胡湯の副作用である間質性肺炎により、10名の方が亡くなったという内 […]
2016年1月25日 / 最終更新日時 : 2016年8月26日 元住吉 こころみクリニック 漢方の基礎知識 病院で処方される漢方薬の効果とは? 漢方は、何種類かの生薬で構成されています。生薬は自然界にある天然のものを使います。ですから、漢方薬は生薬の合剤といえるのです。 漢方薬は病院でもエキス剤を処方することができます。エキス剤は、ツムラやクラシエやコタローなど […]
2016年1月24日 / 最終更新日時 : 2016年8月26日 元住吉 こころみクリニック うつの物理療法 TMS治療(経頭蓋磁気刺激法)のうつ病への効果 TMS(Transcranial Magnetic Stimulation)は、日本語に訳すと経頭蓋磁気刺激といいます。 TMS治療とは、磁気のエネルギーを使って脳で電流を起こし、電気刺激する方法です。電気を使った治療と […]
2016年1月23日 / 最終更新日時 : 2017年2月16日 元住吉 こころみクリニック タミフル タミフル錠(オセルタミビル)の効果と特徴 タミフル錠(一般名:オセルタミビル)は、インフルエンザ治療薬としてもっとも有名なお薬です。知らない人も少ないくらいのお薬かと思います。 いくつかあるインフルエンザ治療薬の中で、タミフルは唯一の飲み薬として広く使われていま […]
2016年1月23日 / 最終更新日時 : 2016年10月21日 元住吉 こころみクリニック 双極性障害/躁うつ病 双極性障害の治療と病気とのつきあい方 双極性障害は、原因のわかっていない難しい病気です。脳に何らかの機能的異常が生じていると考えられていますが、その詳しいところは現在もわかっていません。 しかしながら脳の機能的な異常を整えるために、双極性障害では薬物療法が重 […]
2016年1月22日 / 最終更新日時 : 2016年8月3日 元住吉 こころみクリニック 双極性障害/躁うつ病 双極性障害に有効な治療薬とは?双極性障害の薬物療法 双極性障害では、薬物療法が非常に重要です。双極性障害は原因がわかっていない病気ではありますが、脳に何らかの機能異常があると考えられているためです。そのような機能の異常を、薬で上手く整えてあげる必要があります。 双極性障害 […]
2016年1月21日 / 最終更新日時 : 2016年8月25日 元住吉 こころみクリニック ラミクタール ラミクタールとアルコール(お酒)は大丈夫? 「薬を飲んでいるとお酒は飲めない」と、何となく知っている方は多いかと思います。ラミクタールに関しては、添付文章にはアルコールについての注意書きが特にありません。だからといってアルコールを服用してよいかというと、そんなこと […]
2016年1月21日 / 最終更新日時 : 2016年8月25日 元住吉 こころみクリニック イフェクサー イフェクサーの眠気と7つの対策 精神科のお薬は眠くなるものが多いです。抗うつ剤も例外ではなく、眠気が強いものが多いです。日常生活を過ごしていかなければならない中で、眠気が強く出てしまうと困ってしまいますね。 SNRIのイフェクサーは、抗うつ剤の中では眠 […]
2016年1月20日 / 最終更新日時 : 2016年8月25日 元住吉 こころみクリニック ジェイゾロフト セルトラリンの副作用(対策と比較) セルトラリンはジェイゾロフトのジェネリックとして、2015年12月から発売となりました。セルトラリンは新しい抗うつ剤のSSRIに分類され、その中でも効果と安全性のバランスが非常によいと定評があります。 確かにセルトラリン […]
2016年1月20日 / 最終更新日時 : 2016年8月3日 元住吉 こころみクリニック 双極性障害/躁うつ病 双極性障害に抗うつ薬は効果があるのか 双極性障害は、躁状態とうつ状態という気分の波を繰り返す病気です。躁状態の症状が目立ちますが、患者さんの苦しみの深さも長さもうつ状態の方が長いのです。 双極性障害の治療は、気分安定薬が中心になります。しかしながら、うつ状態 […]
2016年1月19日 / 最終更新日時 : 2016年8月25日 元住吉 こころみクリニック イフェクサー イフェクサーは太るの?体重増加と4つの対策 精神科ではお薬を処方するとき、患者さんから「この薬は太りますか?」という質問をよく受けます。 精神科の薬はどうしても太る薬が多く、抗うつ剤も例外ではありません。しかしながらイフェクサーは意欲や気力が高まる薬なので、太りに […]
2016年1月19日 / 最終更新日時 : 2016年8月3日 元住吉 こころみクリニック 双極性障害/躁うつ病 双極性障害Ⅱ型でみられる症状と治療法 双極性障害(躁うつ病)は、躁とうつの気分の波を繰り返す病気です。 双極性障害には、その病気の経過によって双極性障害Ⅰ型とⅡ型に分けて診断をしていきます。双極性障害Ⅱ型は症状には大きな個人差があって、その程度が双極性障害Ⅰ […]
2016年1月18日 / 最終更新日時 : 2016年8月25日 元住吉 こころみクリニック イフェクサー イフェクサーの吐き気・下痢と5つの対策 イフェクサーを飲み始めると、胃がムカムカしたり、気持ち悪くなることがあります。 これはSSRIやSNRIによくみられる副作用で、イフェクサーでもよく認められます。イフェクサーによる胃腸障害は薬の飲み始めに多く、次第に慣れ […]
2016年1月18日 / 最終更新日時 : 2016年8月3日 元住吉 こころみクリニック 双極性障害/躁うつ病 双極性障害(躁うつ病)の診断基準と診断の実際 双極性障害(躁うつ病)は、気分の高揚した「躁」と気分が落ち込んだ「うつ」を繰り返す病気です。 そう聞くと分かりやすい病気に聞こえるかもしれません。実際には非常に診断が難しく、専門家でも長年かけてようやく双極性障害の診断に […]
2016年1月17日 / 最終更新日時 : 2016年8月3日 元住吉 こころみクリニック 双極性障害/躁うつ病 双極性障害(躁うつ病)の家族の接し方のポイント 双極性障害(躁うつ病)は、躁とうつの2つの気分の波を繰り返す病気です。再発することも多く、長期にわたって治療していくことが必要です。 家族は、患者さんを取り巻くもっとも身近で重要な存在です。ですから、家族が双極性障害とい […]
2016年1月17日 / 最終更新日時 : 2016年8月25日 元住吉 こころみクリニック イフェクサー イフェクサーの離脱症状と4つの対策 抗うつ剤が急に身体からなくなると、調子が悪くなることがあります。薬を飲まなかったせいで病気が悪化したと勘違いされる方が多いですが、そうとも限りません。身体に慣れていた薬が急になくなることによる離脱症状、これが原因であるこ […]
2016年1月16日 / 最終更新日時 : 2016年8月25日 元住吉 こころみクリニック イフェクサー イフェクサーSRカプセル37.5mg・75mgの薬価と使い分け イフェクサーは、2015年12月に発売された新しい抗うつ剤です。SNRI(セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬)に分類されます。発売されて時間がたっていないので、ジェネリックの発売はまだまだ先になります。 イフェ […]
2016年1月16日 / 最終更新日時 : 2016年8月3日 元住吉 こころみクリニック 双極性障害/躁うつ病 双極性障害(躁うつ病)につながる6つの原因 双極性障害(躁うつ病)は、気分が高揚する「躁」と気分が落ちこむ「うつ」を繰り返す病気です。 何らかの脳の機能的な異常があると考えられていますが、その原因ははっきりとは分かっていません。双極性障害は、遺伝の影響が強いと考え […]
2016年1月15日 / 最終更新日時 : 2017年1月15日 元住吉 こころみクリニック レンドルミン レンドルミン錠の効果と強さ レンドルミンは、短時間型のベンゾジアゼピン系睡眠薬に分類されます。 1988年に発売されて以来、入眠障害・中途覚醒・早朝覚醒のいずれにも効果が期待できるので、よく使われている睡眠薬です。かといって効きすぎることもあまりな […]
2016年1月15日 / 最終更新日時 : 2016年8月26日 元住吉 こころみクリニック セルフケア 解決困難な人間関係のストレスを2段階で解消する方法 人の世の中はストレスであふれています。そしてそのストレスの多くは、人間関係から来るものです。 仕事では上司や部下や同僚、家庭では妻や夫や子供や両親、プライベートでは友人やライバル、ひとりの人を取り巻く人間関係はとても複雑 […]
2016年1月15日 / 最終更新日時 : 2016年8月3日 元住吉 こころみクリニック 双極性障害/躁うつ病 双極性障害(躁うつ病)は遺伝する病気なのか 双極性障害(躁うつ病)は、「躁」と「うつ」という2つの気分を繰り返す心の病です。若くして発症することが多く、その平均初発年齢は21.2歳と報告されています。 一生涯で発症する確率は0.24~1.6%と報告されていて、およ […]
2016年1月14日 / 最終更新日時 : 2016年8月26日 元住吉 こころみクリニック うつの心理療法 対人関係療法とはどういう治療法なのか 社会生活の中でのストレスとして一番大きなものは、やはり人間関係のストレスです。患者さんにとっての「重要な他者」との対人関係を見直していき、再構築をはかっていく中で自尊心を高めていくのが対人関係療法です。 対人関係療法は、 […]
2016年1月14日 / 最終更新日時 : 2016年8月3日 元住吉 こころみクリニック 双極性障害/躁うつ病 双極性障害(躁鬱病)をセルフチェックする4つのポイント 双極性障害(躁うつ病)は、専門家でも診断が非常に難しい病気です。 双極性障害は、躁とうつという2つの気分の間を波うつ病気です。気分が高揚して活動的になる躁状態がハッキリとわかれば、診断は容易です。しかしながら実際は、そん […]
2016年1月13日 / 最終更新日時 : 2016年10月20日 元住吉 こころみクリニック 気分安定薬のまとめ 気分安定薬の種類にはどのようなものがあるのか 気分安定薬(ムードスタビライザー)は、気分の波を小さくしてくれるお薬になります。その効果は3つに分けることができます。 気分を鎮める抗躁効果 気分を持ち上げる抗うつ効果 気分の波を少なくする再発予防効果 気分安定薬は、主 […]
2016年1月13日 / 最終更新日時 : 2016年10月21日 元住吉 こころみクリニック 双極性障害/躁うつ病 双極性障害(躁うつ病)は完治する病気なのか 双極性障害は、躁状態とうつ状態の2つの間で気分の波がある病気です。その原因ははっきりとわかっておらず、何らかの脳の機能的異常があると考えられています。 ですから、根本的に治療することはできない病気です。気分安定薬を中心と […]
2016年1月12日 / 最終更新日時 : 2016年8月3日 元住吉 こころみクリニック 双極性障害/躁うつ病 双極性障害(躁うつ病)の躁症状・うつ症状とは? 双極性障害は、かつては躁うつ病と呼ばれていた心の病です。エネルギーの高まった「躁状態」と低下している「うつ状態」、この2つの気分の間で波がある病気です。 このように考えると分かりやすい病気に思えるのですが、双極性障害は見 […]
2016年1月12日 / 最終更新日時 : 2016年10月20日 元住吉 こころみクリニック 気分安定薬のまとめ 気分安定薬の副作用と、お薬ごとで気を付けるべき副作用 気分安定薬(ムードスタビライザー)とは、気分の波を小さくしてくれるお薬のことです。 気分安定薬に分類される薬としては、大きく分けると2タイプあります。炭酸リチウムと抗てんかん薬です。これらの薬に共通する副作用もありますが […]
2016年1月11日 / 最終更新日時 : 2016年8月25日 元住吉 こころみクリニック ラミクタール ラミクタールは妊娠中でも安全って本当? ラミクタールは、抗てんかん薬や気分安定薬として広く使われているお薬です。ラミクタールは副作用も少なく、比較的使いやすいお薬です。妊娠への影響も少ないと考えられていて、女性には使いやすいお薬です。 同じタイプの薬はどれも催 […]
2016年1月11日 / 最終更新日時 : 2016年8月25日 元住吉 こころみクリニック その他の気分安定薬 トピナの副作用(対策と比較) トピナは、2007年に発売された抗てんかん薬です。 難治性てんかんに対して併用療法としてのみ適応となっていますが、海外では片頭痛の予防薬としても適応が認められています。また、体重減少の副作用をうまく利用したり、衝動性のコ […]