グランダキシン錠50mgの薬価と実際の使い方

元住吉 こころみクリニック
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2017年4月より、川崎市の元住吉にてクリニックを開院しました。内科医3名、精神科医4名で協力して診療をしています。所属医師で協力して、記事を書いています。
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グランダキシンは、自律神経調整薬と呼ばれるお薬です。その実態は、非常に効果の穏やかなベンゾジアゼピン系抗不安薬です。良くも悪くも作用が優しいので、副作用や依存性は非常に少ないですが、効果が物足りなく感じることが多いお薬です。

グランダキシンの錠剤としては、50mgの規格のみの発売となっています。グランダキシンは頓服として使われることはまれで、常用薬として使われることがほとんどです。ここでは、グランダキシン錠50mgの実際の使い方や薬価についてご紹介していきます。

グランダキシンの効果について詳しく知りたい方は、
グランダキシン錠の効果・効能
をお読みください。

 

1.グランダキシン錠50mgの使い方

グランダキシンは常用することがほとんどです。1日3回に分けて1回50mgずつ、合計150mgで使っていきます。

グランダキシンは非常に作用の穏やかなお薬です。このため、副作用や依存性の心配もほとんどありません。その一方で、効果も優しいので実感の少ないお薬です。このため、物足りなく感じてしまう方も多いです。

また、作用時間が非常に短いのも特徴的です。半分になるまでにかかる時間が0.5時間ほどと非常に短いです。このため、作用時間は2~6時間ほどです。1回の服用では、1日中症状を抑えることはできません。

このためグランダキシンを使う時は、はじめからしっかりと使っていきます。1日3回に分けて1回50mgずつ、合計150mg使っていきます。これで効果があるかを判断していきます。グランダキシンの最高量は150mgまでとなっているので、この使い方をして効果がなければ他のお薬に変更していきます。

グランダキシンは安全性が高いお薬ということもあって、患者さんに効果がハッキリしなくてもダラダラと使い続けられていることがあります。少しでも楽になるのでしたら良いのですが、効果がハッキリしなければ中止した方がよいです。

依存性がとても低いので、グランダキシンをやめることで離脱症状がおきることはまずありません。

詳しくは、
グランダキシンに依存性はあるのか?
をお読みください。

 

2.グランダキシン錠とジェネリックでの違い(薬価)

グランダキシンからジェネリックにすると、4割弱になります。

ジェネリックになると安くなると言われていますね。グランダキシンもジェネリックがたくさん発売されています。実際に薬価をみていきましょう。

<先発品>

商品名 剤形 薬価
グランダキシン錠 50mg 16.2円
グランダキシン細粒 10% 28.9円/g

<ジェネリック(後発品)>

商品名 剤形 薬価
トフィソパム錠 50mg 5.6円
グランパム錠 50mg 5.6円
トフィス錠 50mg 5.6円
トフィルシン錠 50mg 5.6円
ハイミジン錠 50mg 5.6円
バイダキシン錠 50mg 7.6円
コバンダキシン錠 50mg 6.1円
トフィソパム細粒 10% 9.6円/g

 

グランダキシン50mgでは、ジェネリックにする35%ほどの薬価になります。先発品に比べると、かなり安くなります。

※2015年9月24日現在の薬価です。

 

3.グランダキシン錠とジェネリックでの違い(効果や副作用)

グランダキシン錠とジェネリックには多少の血中濃度の変化に違いがあります。ジェネリックを作っている製薬会社によっても異なります。このため、同じ薬局でお薬をもらうようにしましょう。

成分が同じだからといってまったく効果が同じかというと、そういうわけではありません。薬のコーティング、溶け方、吸収のされ方などは、製薬会社によって異なります。とはいってもグランダキシンの後発品と認めてもらうためには、ちゃんと基準があります。ジェネリックを服用してからの血中濃度の変化が、グランダキシンと比べて誤差80~125%の間にあることが条件なのです。

だいたいは同じような効き方をするのですが、血中濃度がピークになるまでの時間(最高血中濃度到達時間)や血中濃度が半分になるまでの時間(半減期)に違いが出てきます。即効性のある抗不安薬の場合は、作用時間のスピードが重要です。作用時間がかわることで、効果や副作用に違いがでることがあります。

 

グランダキシンは最高血中濃度到達時間が1時間、半減期が0.5時間のお薬です。

有効成分はまったく同じなので、効果や副作用の特徴に大きな違いがあるわけではありません。ですが、まったく同じ薬かというとそういうわけではありません。血中濃度の変化に違いがあるので、それに応じて効果の発現・作用時間・副作用の強さなどが多少異なってきます。

ジェネリックにもいろいろな商品があるので、製薬会社によって効き方は少しずつ異なります。置いてあるジェネリック医薬品は、薬局ごとで異なっています。ですから、ジェネリックを使う場合は同じ薬局でお薬をもらうようにしましょう。

 

まとめ

グランダキシンは常用することがほとんどです。1日3回に分けて1回50mgずつ、合計150mgで使っていきます。

グランダキシンからジェネリックにすると、4割弱になります。

グランダキシン錠とジェネリックには多少の血中濃度の変化に違いがあります。ジェネリックを作っている製薬会社によっても異なります。このため、同じ薬局でお薬をもらうようにしましょう。

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2017年4月より、川崎市の元住吉にてクリニックを開院しました。内科医3名、精神科医4名で協力して診療をしています。所属医師で協力して、記事を書いています。
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