クアゼパム錠の効果と副作用
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2017年4月より、川崎市の元住吉にてクリニックを開院しました。内科医と精神科医が協力して診療を行っています。
元住吉こころみクリニック
クアゼパムは、ベンゾジアゼピン系睡眠薬のクアゼパムの一般名(成分名)です。クアゼパムは1999年から発売されていますので、すでにジェネリック医薬品も作られています。クアゼパムのジェネリックは、クアゼパム錠として発売されています。
クアゼパムは作用時間が長い睡眠薬です。中途覚醒や早朝覚醒にしっかりとした効果が期待できる睡眠薬です。ここでは、クアゼパムの効果と副作用について、詳しく見ていきたいと思います。
1.クアゼパムの特徴
まずはクアゼパムの特徴を、メリットとデメリットに分けてみていきましょう。
1-1.クアゼパムのメリット
- 中途覚醒に有効
- 早朝覚醒に有効
- 熟眠障害に有効
- 抗不安作用がある
- 健忘やふらつきが少ない
- 依存性が少ない
クアゼパムは、非常にゆっくりと身体から抜けていく睡眠薬です。薬を服用してていくうちに少しずつ蓄積されて、寝付きやすい土台を作っていくような睡眠薬です。ですから、中途覚醒や早朝覚醒に効果が期待できます。その効果は、他の中長時間型睡眠薬と比較しても強いほうです。また、クアゼパムはω1への作用が強い睡眠薬です。このため深い睡眠が増えて、熟眠作用があります。
クアゼパムは、時間がたつにつれて少しずつ体内で分解されていきます。分解してできる物質は、抗不安薬のメイラックスと類似の成分です。このため、クアゼパムには抗不安作用が期待できます。クアゼパムは、「8~12時間の睡眠薬+長時間の抗不安薬」ともいえるでしょう。
副作用の面でも、ふらつきや健忘が少ないという特徴があります。クアゼパムはω1への作用が強いので、ω2からくる筋弛緩作用が少ないです。このため、ふらつきが少ないのです。また、作用時間が長いので健忘も少ないです。
依存性としても、作用時間が長い睡眠薬ですので非常に少ないです。睡眠薬をやめられなくなってしまった方が、クアゼパムに置き換えてからやめていくこともあります。
1-2.クアゼパムのデメリット
- 日中への眠気の持ち越しが多い
- 食事の影響を受けやすい
- 薬価が高い
クアゼパムのデメリットは、その作用時間が読めないことにあります。長時間の睡眠薬ですので、薬が身体に蓄積されていくことで効果が発揮されます。薬が作用しすぎてしまうと、眠気が日中にも持ち越してしまいます。効果が不十分となってしまうと、早朝覚醒などが改善できなくなります。少しずつ調整しながら、クアゼパムの適切な量を見つけていかなければいけません。
また、クアゼパムは食事に気を付ける必要があります。クアゼパムは脂溶性の高い睡眠薬です。このため、食事と一緒に服用すると一気に吸収されてしまいます。およそ3倍の濃度に跳ね上がってしまいます。ですから、クアゼパムは食後に服用するのを避けなければいけません。
そして薬価が他の睡眠薬と比べて高いです。これは、アメリカで先に発売されたためです。アメリカでは、薬の値段を製薬会社のいい値で付けることができます。クアゼパムは、長時間型で効果のある睡眠薬としては独自性もあるので、高価でも売れると判断されたのでしょう。日本ではその価格に引きずられる形で薬価が高くなっています。ジェネリックのクアゼパムは先発品の4割5分くらいとなっており、負担を軽減することができます。
2.クアゼパムの作用時間と強さ
クアゼパムは半減期が36時間の長時間型睡眠薬です。効果の強さは「普通~やや強い」睡眠薬で、中途覚醒や早朝覚醒を中心に効果のある睡眠薬です。
クアゼパムを服用すると、血中濃度がピークに達するまでには3.5時間ほどかかります。そこから非常にゆっくりと身体から抜けていき、およそ36時間で半分の量まで減少します。
このような睡眠薬なので、即効性はあまりありません。少しずつ身体に蓄積していって、寝付きやすい土台をつくっていくような睡眠薬です。1週間ほどしてようやく効果が安定してきます。
クアゼパムは身体の中に残り続ける睡眠薬ですが、一日中ずっと睡眠作用が続くわけではありません。睡眠効果としては8~12時間といったところでしょうか。 クアゼパムは体内で代謝されて、抗不安薬のメイラックスに類似した物質に変化します。このため、日中は抗不安効果が中心となるのです。
クアゼパムはこのように作用は変化しますが、血中濃度の変化としては「長時間型」に分類されます。
睡眠障害にもいろいろなタイプがあります。寝つきが悪い「入眠障害」、途中で目が覚めてしまう「中途覚醒」、明け方に目が覚めてしまう「早朝覚醒」。睡眠障害のタイプに合わせて、睡眠薬の作用時間を変えていく必要があります。クアゼパムは寝付きやすい土台ができてくるような睡眠薬ですので、中途覚醒や早朝覚醒が目立つ方に有効でしょう。
クアゼパムの効果は「普通~やや強い」睡眠薬です。まずは15mgから始めることが多いです。効果が安定してくるまでには1~2週間かかります。焦らずに効果を見ながら、増減させていきます。強く効きすぎてしまったら7.5mg、効果が不十分でしたら30mgまで使うことができます。アメリカでは15mgまでしか使えないのですが、日本では高用量まで使えます。頑固な不眠の時にはひとつの選択肢になります。
3.睡眠薬での作用時間の比較
半減期をもとに、睡眠薬の作用時間を予想することができます。クアゼパムは少しずつ薬が身体にたまっていく、作用時間が長い睡眠薬です。
睡眠薬の作用時間の違いを比較してみましょう。
薬の効果を見る時は、最高血中濃度到達時間(ピーク時間)と半減期をみていきます。
最高血中濃度到達時間が短いほど、効きが早いということですね。ほとんどの睡眠薬が1~3時間になっているかと思います。中間型や長時間作用型ではさらに長いものがありますね。これらのお薬では即効性はあまり期待できません。
半減期をみると作用時間が予想できます。超短時間型や短時間型では、即効性を期待して使われます。入眠障害だけで困っているならば超短時間型、中途覚醒で困っているならば短時間型がよいでしょう。
中間型や長時間型は、身体に薬が少しずつたまっていくことで寝付きやすい土台を作るようなお薬です。中間型は4~5日かけて、長時間型は1週間以上かけて効果が安定します。中途覚醒や早朝覚醒に効果が期待できます。
クアゼパムは長時間型に分類されていますので、中途覚醒や早朝覚醒が目立つときに有効です。
4.クアゼパムの副作用
クアゼパムでは、どのような副作用に注意すればよいのでしょうか?副作用がみられたときの対策も含めてみていきましょう。
4-1.眠気の翌朝への持ち越し
クアゼパムでは、持ち越し効果をよく認めます。睡眠時間を確保しても変わらない場合、減量したり、作用時間の短い睡眠薬に変えてみましょう。
睡眠薬は夜だけに効いてくれれば理想ですね。ですが睡眠薬が効きすぎてしまうと、翌朝まで眠気が続いてしまうことがあります。これを「持ち越し効果(hung over)」といったりします。眠気だけでなく、だるさや集中力の低下、ふらつきなどがみられます。
「眠気が強くて朝起きれない」
「午前中がぼーっとしてしまう」
となってしまうと生活に支障がきてしまいますね。事故などにつながることもあるので注意が必要です。
クアゼパムは中間型の睡眠薬に分類されます。クアゼパムを服用すると、およそ3.5時間で血中濃度がピークになります。クアゼパムはそこから少しずつ血中濃度が減っていきます。36時間かけてゆっくりと身体から薬が抜けて、血中濃度が半分になります。
服用してから3.5時間して効果のピークがくるような睡眠薬ですから、即効性を期待する睡眠薬ではありません。少しずつ身体に薬がたまっていくことで効果が発揮されます。寝付きやすい土台をつくるような睡眠薬なのです。
このような睡眠薬ですから、日中にも睡眠薬が残って作用してしまいます。日中に眠気や倦怠感がでてきてしまいます。翌朝への影響がもっとも大きく、なかな か起 きれなくなってしまったり、午前中に集中力がなくなってしまったりします。このような副作用を、「持ち越し効果」と呼びます。薬の承認時および市販後調査では、1.8%の方に眠気が報告されています。
クアゼパムは、血中濃度が安定するまでには1週間ほどかかります。このため1~2週間は、副作用に気を付けながら効果を見ていく必要があります。
持ち越し効果が認められた場合、はじめに睡眠時間がちゃんと確保できるかを確認します。睡眠時間が短かったら、薬の効果が朝に残ってしまうのも当たり前ですものね。その場合は、睡眠時間を確保するようにしていただきます。それでも改善しなければ、より短い作用時間の睡眠薬に変えるか、クアゼパムを減量していくかになります。
ある程度の量のクアゼパムを使っていて睡眠を改善できている方では、まずは減量を検討していきます。睡眠薬の量を減らすと作用時間が短くなります。
減量で上手くいかない時は睡眠薬を変更していきます。クアゼパムより作用時間が短い、短時間型や超短時間型の睡眠薬を試してみてもよいでしょう。短時間型でしたらレンドルミンやエバミール/ロラメットやクアゼパム、超短時間型でしたらアモバンやルネスタでしょう。非ベンゾジアゼピン系睡眠薬のアモバンやルネスタにできるならば、そちらの方が安全性が高いです。
4-2.健忘
クアゼパムでは健忘は少ないです。お酒と一緒に服用することは絶対に避けましょう。
睡眠薬を服用した後に、記憶することができなくなってしまうことがあります。朝起きると自分でも全く覚えていないのにお菓子の袋が散らかっていたり、友達に電話してしまっていたりします。アメリカの議員がマイスリーを服用した後に、記憶がないままに車の事故をおこしてしまったことを機に注目されるようになりました。
記憶することができないだけですので、不思議かもしれませんが周囲からみると普通に行動しています。当の本人は全く覚えていないので不気味ですし、生活にも支障をきたしますね。
睡眠薬を飲んでから物忘れが起こってしまうので、「前向性健忘」といいます。このような状態になるのは、睡眠薬が中途半端な覚醒状態にしてしまうためです。その結果、海馬を中心とした記憶に関わる部分の機能だけが落ちてしまうのです。
前向性健忘は、睡眠薬が急激に作用する時に起こりやすいです。
- 効果の短いタイプの睡眠薬
- 睡眠薬の量が多い
- アルコールと睡眠薬を併用した時
このような時には、前向性健忘がおこりやすくなってしまいます。クアゼパムは中間型に分類される睡眠薬ですので、健忘の副作用は少ないです。健忘がみられるとしたら、お酒と一緒に服用した時くらいです。
健忘の対策としては、
- 効果の長いタイプの睡眠薬に変える
- クアゼパムを減量する
- アルコールと一緒に睡眠薬を絶対に飲まない
これらがありますが、クアゼパムではアルコールでの健忘がほとんどです。クアゼパムとアルコールを絶対に一緒に飲まないようにしましょう。
4-3.ふらつき
クアゼパムでは注意が必要です。ふらつきがみられたら減量するか、非ベンゾジアゼピン系睡眠薬に変更を検討しましょう。
ベンゾジアゼピン系睡眠薬は睡眠作用を期待して作ったお薬ですが、その他にも筋弛緩作用も働いてしまいます。緊張が強くて肩がこってしまったり、身体に緊張やこわばりがある時はむしろ大歓迎の作用になります。ですが、高齢で足腰が弱っている方に筋弛緩作用が強く出てしまうと、ふらついてしまって危ないです。トイレで夜中に目が覚めた時に、眠気も相まって転倒して骨折してしまうようなこともあります。
クアゼパムは睡眠中に作用が持続するような睡眠薬です。ですがクアゼパムでは筋弛緩作用が弱いので、そこまでふらつきは多くありません。承認時および市販後調査では1.5%と報告されています。
なぜ筋弛緩作用が少ないのかというと、ベンゾジアゼピンω1受容体への選択性が高いからです。ベンゾジアゼピン受容体は、ω1とω2の2つに大別されます。ω1は睡眠作用、ω2は筋弛緩作用や抗不安作用があります。クアゼパムはω1に選択性が高い睡眠薬なのです。ですが、クアゼパムの代謝産物は両方に作用してしまうので、筋弛緩作用がないわけではありません。このため、ふらつきには注意はしなければいけません。
ふらつきがみられた場合、クアゼパムを減量するか、睡眠薬の変更を検討します。クアゼパムを少なくすれば作用も弱くなってしまいますが、ふらつきの副作用も軽減されます。
可能であるならば非ベンゾジアゼピン系睡眠薬のアモバンやルネスタへの変更を検討しましょう。これらの睡眠薬ではω1に選択的に作用するので、作用が睡眠に特化しています。このため筋弛緩作用が非常に少なく、ふらつきも少ないです。高齢の方では、積極的に切り替えを検討した方がよいかも知れません。
4-4.睡眠薬依存
クアゼパムは依存性の低い睡眠薬です。他の睡眠薬で依存が形成され、離脱症状や反跳性不眠になってしまった方が、クアゼパムに置き換えて睡眠薬を中止していくこともあります。
睡眠薬では、依存してしまって止められなくなってしまうことがあります。ですから、ちゃんと出口を見据えて薬を使っていくことが大切です。
依存には大きく3つのポイントがあります。身体依存と精神依存と耐性の3つです。
身体依存とは、薬が急になくなってしまうことで身体がビックリしてしまう状態です。身体が薬のある状態に慣れてしまうことで、急になくなるとバランスが崩れてしまいます。身体の依存です。睡眠薬を急にやめてしまうと、むしろひどい不眠(反跳性不眠)や体調不良(離脱症状)におそわれることがあります。
精神依存とは、精神的に頼ってしまうということですが、これは効果の実感の強さが重要です。効果が早く実感され、効果がきれる実感が大きいものほど精神的に頼ってしまいます。心の依存です。不眠は非常につらいですから、睡眠薬には頼ってしまうようになります。
耐性とは、薬が体に慣れてしまい効果が薄れていくことです。はじめは1錠で効いていたのに少しずつ眠れなくなってしまう時は、耐性が形成されています。
睡眠薬の依存を心配されている方は多いですが、アルコールに比べたらマシです。過度に心配することはありません。医師の指示通りの量を守って服用していれば、ほとんど問題ありません。睡眠薬依存が本当に問題になるのは、睡眠薬の量がどんどん増えて大量になってしまう方です。耐性ができて薬が効かなくなっていき、その結果どんどん薬の量が増えているのです。このような方は注意が必要ですが、ちゃんとある程度の量でコントロールできているならば大丈夫です。
クアゼパムは作用時間も長く、依存が形成されにくい睡眠薬です。他の睡眠薬で依存が形成され、離脱症状や反跳性不眠のために薬を止められない方が、クアゼパムで置き換えてから中止していくこともあります。
クアゼパムで依存が進んでいくとしたら、アルコールと一緒に服用を続けている時くらいでしょう。睡眠薬とアルコールの併用は絶対にやめてください。それに加えて睡眠薬と併用すると、依存が一気に形成されてしまいます。眠れないから寝酒をしている方も多いかも知れませんが、これ自体が睡眠に悪影響です。絶対にやめましょう。
5.クアゼパムが向いている人とは?
- 中途覚醒や早朝覚醒が中心である方
- 日中に不安が強い方
- ロヒプノール/サイレースでも効果が乏しい方
- 他の睡眠薬の依存から抜け出したい方
クアゼパムは作用時間が長く、寝付きやすい土台をつくってくれるような睡眠薬です。効果の即効性には乏しいですが、薬が身体に蓄積するにつれて全体的に睡眠効果が出てきます。特に、中途覚醒や早朝覚醒に対する効果がしっかりとしています。入眠障害が目立つ方では、クアゼパムよりも半減期が短い睡眠薬がよいかと思います。超短時間型のアモバン・ルネスタ、短時間型のレンドルミン・エバミール/ロラメット・クアゼパムなどから始めた方がよいでしょう。
また、日中に不安が強い方にもよいかと思います。クアゼパムは代謝されて抗不安薬のメイラックスの類似成分になります。ですから、日中には抗不安作用が期待できるのです。不眠だけでなく日中の不安が強い方では、クアゼパムが向いているかと思います。
人によっては睡眠薬を使ってもなかなか不眠が改善できないこともあります。ベンゾジアゼピン系睡眠薬の中ではロヒプノール/サイレースが最強かと思いますが、上限の2mgを使っても改善できないことがあります。このような時には、さらに強力ですが安全性の劣るベゲタミンなどの睡眠薬を使わざるを得ない時があります。その前に、クアゼパムを試してみると上手くいくことがあります。クアゼパムの睡眠効果は比較的強く、アメリカよりも量が使える数少ない睡眠薬です。クアゼパムは安全性が高いので、上手くいけばこちらの方がよいです。
クアゼパムは依存性が少ない睡眠薬です。作用時間が長いので、ゆっくりと薬が身体から抜けていくためです。他の睡眠薬で離脱症状や反跳性不眠などでやめられなくなってしまった場合、クアゼパムに置き換えてから薬を中止していくこともあります。
6.一般名と商品名とは?
一般名:クアゼパム 商品名:ドラール
まったく成分が同じものでも、発売する会社が異なればいろいろな商品があるかと思います。医薬品でも同じことがいえます。このためお薬には、一般名と商品名というものがあります。
一般名というのは、薬の成分の名前を意味しています。発売する会社によらずに、世界共通で伝わる薬物の名称です。「クアゼパム(quazepam)」に統一されています。主に論文や学会など、学術的な領域でこれまで使われてきました。
商品名とは、医薬品を発売している会社が販売目的でつけた名称になります。「ドラール(doral )」は、製造元であるエスエス製薬がつけた名前です。睡眠を意味する接頭語のdorにすべてという意味のallを組み合わせて、dor+alとつけられました。すべての睡眠を改善するという気持ちが込められていますね。
ドラールは、日本では1999年から発売されています。すでに特許もきれて、ジェネリック医薬品も作られています。ジェネリックとしては、「クアゼパム」という一般名(成分名)をつかった商品名となっています。薬価はおよそ4割5分ほどとなっています。
クアゼパムの効果や副作用について詳しく知りたい方は、
ドラール錠の効果と強さ
ドラールで注意すべき副作用とは?
をお読みください。
まとめ
クアゼパムは、GABAの働きを強めて脳の活動を抑えます。
クアゼパムのメリットとしては、
- 中途覚醒に有効
- 早朝覚醒に有効
- 熟眠障害に有効
- 抗不安作用がある
- 健忘やふらつきが少ない
- 依存性が少ない
クアゼパムのデメリットとしては、
- 日中への眠気の持ち越しが多い
- 食事の影響を受けやすい
- 薬価が高い
クアゼパムが向いている方は、
- 中途覚醒や早朝覚醒が中心である方
- 日中に不安が強い方
- ロヒプノール/サイレースでも効果が乏しい方
- 他の睡眠薬の依存から抜け出したい方
投稿者プロフィール
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2017年4月より、川崎市の元住吉にてクリニックを開院しました。内科医と精神科医が協力して診療を行っています。
元住吉こころみクリニック
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