ニューモバックスの効果と特徴

はじめに

ニューモバックスは、MSD株式会社が2006年に発売した肺炎球菌ワクチンです。肺炎球菌による感染症の予防をするワクチンになります。肺炎球菌は、成人肺炎で最も罹患率が高い細菌になります。罹患率が高いだけでなく、肺炎球菌は重症化しやすい細菌でもあります。

こういった背景から、肺炎が癌・心臓病に次いで日本の死因3位に上昇傾向です。そのため、日本でも肺炎に対して予防する必要性が叫ばれ始め、平成26年より高齢者の定期接種が始まり、各自治体で実施されています。

接種対象者は、65歳以上の方、特定のリスクを有する方とされています。肺炎球菌ワクチンは、プレベナー13とニューモバックスNP(23価肺炎球菌莢膜ポリサッカライドワクチン)の2種類がありますが、平成28年度ではニューモバックスのみが高齢者では定期接種できます。

ニューモバックスは、特定のリスクを有していても高齢者でなければ自費になってしまいます。ここでは、ニューモバックスの効果と特徴をみていき、どうして定期接種した方が良いのかをお伝えしていきます。

肺炎球菌ワクチンを接種すべき理由

肺炎球菌はグラム陽性球菌に分類される、ランセット型(卵型)の2連球菌(双球菌)です。

肺炎球菌は、ヒトの鼻咽頭の常在菌として検出され、急性気管支炎や肺炎などの呼吸器感染症を引き起こす細菌です。実際に肺炎になった場合、原因菌として肺炎球菌が最も多いといわれています。我が国の成人肺炎ガイドラインをみると、

  • 肺炎球菌(26.4%)
  • インフルエンザ菌(18.5%)
  • マイコプラズマ・クラミドフィラなどの非定型菌(11.3%)

となっています。ちなみに小児ではインフルエンザ菌が最も多く、肺炎球菌が2番目とされています。小児でも、肺炎の原因として非常に多い菌です。

さらに頻度が多いだけではなく、肺炎球菌は感染した場合に重篤化しやすい菌です。特に高齢者の場合、免疫力が低下するため命に関わることが多くなります。実際に90歳以上の死因は、肺炎が第一位です。

肺炎球菌の感染経路としては、肺炎などになっている方の咳やくしゃみによって周囲に飛び散り、それを吸い込んだ人へと広がっていくと考えられています。この咳やくしゃみで感染する経路を飛沫感染といいます。特に免疫力が弱い

  • 65歳以上の高齢者
  • 小児

を中心に、肺炎球菌は感染しやすいと言われています。そのため、これらの方でのワクチン接種が勧められるのです。

肺炎球菌自体について詳しく知りたい方は、肺炎球菌はなぜ脅威??肺炎球菌の肺炎の症状・治療とは?をお読みください。

ニューモバックスの特徴

<メリット>

  • 肺炎球菌の感染を予防することができる
  • 国から定期接種が認められている
  • 安全性が高い

<デメリット>

  • 絶対に肺炎球菌に感染しないわけではない
  • 高齢者以外の適応は自費になる

ニューモバックスは、2歳以上に適応がある肺炎球菌ワクチンです。平成28年度では65歳以上に定期接種が認められ、高齢者に広く投与されるようになりました。ニューモバックスは93種類ある肺炎球菌のうち、23種類の肺炎球菌の一部を弱毒化して投与する不活化ワクチンです。

この23種類が、肺炎球菌が感染した際の7割に当たると言われています。しかし逆にいえば、ニューモバックスに含まれていない70種類の肺炎球菌はカバーできないことになります。ニューモバックスを投与したから肺炎球菌ワクチンにかからないとは言えないので、投与後も肺炎予防は怠らないようにしましょう。

また、ニューモバックスは安全性も非常に高いお薬です。皮下注射で投与するため、注射した部位に痛みやかゆみを生じることはあります。しかし一過性であり、重篤な副作用はほとんどありません。

そのため、高齢者や免疫力が低下している方は、ぜひ積極的にニューモバックスワクチンを接種しましょう。ただし現時点では、高齢者以外の方は自費になります。

ニューモバックスの適応は?

ニューモバックスは、不活化された23種類の肺炎球菌を投与することで肺炎球菌による感染の予防につながるワクチンです。適応は添付文章では、

2歳以上で肺炎球菌による重篤疾患に罹患する危険が高い患者

とされています。具体的に危険性が高い患者は以下の方です。

  1. 脾摘患者 ※このケースのみ保険適応
  2. 鎌状赤血球疾患、あるいはその他の原因で脾機能不全である患者
  3. 心疾患のある患者
  4. 呼吸器疾患のある患者
  5. 腎不全のある患者
  6. 肝機能障害のある患者
  7. 糖尿病のある患者
  8. 慢性髄液漏等免疫低下がある患者
  9. 免疫抑制作用を有する治療が予定されている者で治療開始まで少なくとも14日以上の余裕のある患者
  10. 高齢者(65歳以上)

と記載されています。特に高齢者の方は今まで指摘されていなくても、

  • 心臓
  • 腎臓
  • 肝臓

が弱ってる可能性があります。また病気が無くても免疫力自体が低下しているため、高齢者は積極的にニューモバックスを投与することが国からも推奨されるようになりました。具体的に平成28年度は、65歳以上の高齢者に予防接種を推奨しています。

また、免疫力が弱ってる病気や肺炎にかかると重篤化が予想される病気は、65歳未満でも積極的に投与することが勧められています。

特にCOPDや喘息など肺の病気の方は、ガイドラインでも積極的に投与するように推奨されています。またリウマチやSLEなど膠原病の方は、免疫抑制剤などを投与している方が多いと思います。一番よく投与されているのは、プレドニンなどのステロイド内服薬かと思います。

ステロイド内服薬などの治療を受けられている方は、免疫力が低下して肺炎に罹患しやすいためニューモバックスを投与した方が良いといえます。

現時点では、これらの病気の方に高齢者のように国から補助金が出ることはありません。しかしお金が出ないからといってニューモバックスを接種するのを延期にしていると、肺炎になってしまうかもしれません。

肺炎球菌による肺炎は重症化しやすいため、場合によっては命に関わる病気です。もし上記の適応が一つでも当てはまる方は、積極的にニューモバックスをぜひ予防接種を検討してみてください。

ニューモバックスの用法・用量は?

ニューモバックスは、添付文章では10.5mLを筋肉内又は皮下に注射するように記載されています。大部分の方は皮下に投与すると思います。

ニューモバックスは、1回注射すると5年間効果が持続すると言われています。肺炎球菌ワクチンを接種し、1ヶ月後の抗体価と4年後または5年後の抗体価を測定したところ、接種4年後の抗体レベルの平均は接種1ヶ月後に得られた抗体レベルの約90%、接種5年後の抗体レベルの平均は約76%との報告があります。

このようなことから、肺炎球菌ワクチンの抗体価は少なくとも5年以上持続するとされています。ただしこれはあくまで平均の値であって、個人によってかなり異なります。基礎疾患を持った人や免疫能が低下した人は、これよりも速く抗体価が低下する可能性があります。

2009年よりニューモバックスの再接種が可能になっています。抗体価を維持するために再接種の必要性が高まったこと、国内外における再接種に関する安全性のデータが集まったことが理由です。

ただし、ニューモバックスを前回接種から5年以上空けて接種する必要があります。理由は、5年以内にニューモバックスを接種した患者さんでは、注射部位の痛みや腫れが強く表れることがあるからです。

ただし、再接種しても痛みや腫れは自然に収まり、2週間以内には消失したとの報告があります。間違って5年以内に投与したからといって、命に関わるような重篤な副作用が出たというわけではありません。また、ニューモバックスの持続自体個人差が大きいため、今後空ける期間が変わる可能性もあります。

ですから、いつ接種を受けたのかをしっかり記録しておくと良いでしょう。いつニューモバックスを予防接種したか分からないと、医師も再投与しづらいためです。

ニューモバックスの価格は?

次にニューモバックスの価格です。まずニューモバックス自体の薬価ですが、

商品名 剤形 薬価
ニューモバックス 0.5ml 4706円

※2020年4月の薬価です。

となっています。高齢者以外の方は自費になるため、これに注射の手技や病院の利益が乗っかります。病院によって値段は異なりますが、自費接種の場合は7000円から8000円で接種できることが多いです。

一方で65歳以上の高齢者の方は、自治体から助成金がでます。ですが地域によっても異なるため、お住まいの自治体に問い合わせしていただいたほうが良いです。また最も注意が必要なのは、現時点では5の倍数の人にしか定期接種の対象となりません。具体的にいえば、

  • 65歳
  • 70歳
  • 75歳
  • 80歳

といった年齢になります。その年度に、これらの5の倍数の年齢になる人が対象になります。投与する年齢が65歳でも対象にならない人が出てくるので、注意が必要です。具体例を挙げると、

  • 6月に66歳の誕生日を迎える人が5月にニューモバックスの予防接種をうつ

これは定期接種の対象になりません。5月の時点では65歳でも、その年度では66歳になるからです。もし自分が定期接種の対象なのか分からない人は、自治体に確認してみましょう。ただし対象じゃないからといって、対象になる時期までニューモバックスを延期するのはお勧めできません。

延期した期間に肺炎球菌に感染しないという保証がないためです。もし定期接種の対象でない方も、まだニューモバックスを接種していない方は積極的に投与するようにしましょう。

ニューモバックスの効果は?

日本人の肺炎による死亡率は1980年頃から上昇し、2011年には脳血管疾患を抜き、

  1. がん
  2. 心疾患
  3. 肺炎

と死因の第3位となっています。

肺炎死亡率は65歳以上から上昇しています。肺炎での死亡率をみてみましょう。

65歳以上での肺炎死亡率の上昇をグラフにしました。

80歳以上の方は肺炎の死亡率が急激にあがり、85歳以上では死因は心疾患を抜き2位に、90歳以上では癌を抜いて死因の1位に肺炎がでてきます。そのため肺炎による死亡者を抑制する為に、ニューモバックスを接種することが推奨されるようになりました。

実際にニューモバックスの効果です。

ニューモバックスによる肺炎球菌による入院率の低下のエビデンスになります。

こちらは、肺炎におけるインフルエンザワクチンとの併用効果を検討した試験です。インフルエンザワクチンとニューモバックスを併用接種する事で、75歳以上の肺炎の罹患、肺炎による入院を、ともに約60%抑制しました。

灰色がインフルエンザワクチンを投与した群、赤色がインフルエンザワクチンとニューモバックス(肺炎球菌ワクチン)を両方投与した群となっています。縦軸が罹患した数です。左の図は、1年間に肺炎に実際にかかった人の数です。インフルエンザのみですと134人が肺炎になっていますが、これにニューモバックスを加えた群は68人に抑えられています。

さらに右の図は、入院になった肺炎の人の人数です。インフルエンザのみですと130人ですが、ニューモバックスを加えたことで68人と、こちらも約60%予防できたという結果になります。

この試験では医療費抑制効果についても検討され、インフルエンザワクチンとニューモバックスを併用接種する事で、75歳以上における一人あたりの肺炎医療費を約12万円抑制する事が報告されています。

もう一つ、ニューモバックスの効果を確認した試験を紹介します。こちらは高齢者施設入所者(老人ホームなど)を対象とした試験です。肺炎球菌は前に説明したように、感染した人の咳や痰から他の人に移る菌です。そのため高齢者が大勢いる施設では、肺炎球菌による感染者が出た場合、他の人に移らないことも大切になります。

ニューモバックスによる肺炎の感染抑制のエビデンスになります。

灰色はプラセボ(偽薬)のみ、赤色がニューモバックスを接種した群になります。左の図が肺炎球菌性肺炎の発症を示しています。ニューモバックスを打たない人が32人に対して、ニューモバックスを投与すると12人と約60%抑制しました。

さらに肺炎の原因菌として最も多い肺炎球菌を抑制することで、肺炎全体の抑制されることも右の図で示しています。灰色のニューモバックスを投与してない群の91人から、赤色のニューモバックスを投与した群は55人と発症率を約45%抑制しました。

また肺炎球菌性肺炎による死亡は、プラセボ群13例ニューモバックス接種群は0例で、この試験では肺炎球菌性肺炎による死亡を100%抑制しました。つまり肺炎になったとしても、ニューモバックスを投与しておくと軽症になりやすいということが示されたことになります。

肺炎球菌ワクチンが向いてる人は?

肺炎球菌ワクチンであるニューモバックスは、重症化しやすい肺炎球菌の感染を予防するし、罹患したとしても重症化しづらくするワクチンです。副作用も少ないため、適応がある人には基本的に投与した方が良いワクチンです。

特に肺炎の死亡率は、高齢者になればなるほど増加します。国も定期接種を認めたことからも、65歳以上の人は必ずニューモバックスを接種した方が良いでしょう。

またその他、

  • 肺炎に罹患すると重症化しやすい病気
  • 免疫力が低下して肺炎になりやすい病気

の人も積極的にニューモバックスを受けた方が良いと思います。肺炎球菌は、肺炎に対して最もよく使用されるペニシリン系に対して耐性化を示した菌が認められています。

  • PRSP(penicillin-resistant S.pneumoniae)・・・ペニシリンに対して耐性がある肺炎球菌

という菌です。つまり、肺炎になったらばい菌をやっつけるお薬を投与すれば治るだろうと、安易に考えてはいけません。もしすべての肺炎がばい菌をやっつける抗生剤(抗菌薬)で治るのなら、死因第3位に肺炎が出てくることはありません。そのため、

  • 肺炎になったら抗菌薬で早めに治療しよう

ではなく、

  • 肺炎にならないようにしっかりとニューモバックスを予防接種しよう

という考え方が大切になります。ただし現時点では、高齢者以外は自費になります。医師からとすれば、上記に当てはまる人は全員予防接種して欲しいところですが、人によっては自費となるとためらってしまう方もいるかもしれません。病気といっても、

  • 程度
  • 治療薬
  • その他の合併症

などで重症感が人によって全然違います。もし心配な方は、「自分はニューモバックスを接種した方が良いでしょうか?」と医師に直接確認してみましょう。

【補足】ニューモバックスの製造方法について

肺炎球菌は細胞壁の外側にポリサッカライドからなる莢膜が存在しています。この莢膜は、肺炎球菌の病原性因子のひとつと考えられており、莢膜により肺炎球菌は生体内での食菌作用から保護されています。

この莢膜のタイプにより93種類の(血清)型に肺炎球菌は分けられます。ニューモバックスは、このうちで高頻度にみられる23 種類の莢膜型の肺炎球菌を型別に培養・増殖し、殺菌後に各々の型から抽出、精製した莢膜ポリサッカライドを混合した液剤です。

なお、本剤は肺炎球菌の莢膜由来成分からなる不活化ワクチンです。また、種菌を調製する前段階でウシ由来成分(ヘミン)を使用し、製造工程に用いる酵素の製造にウシの乳由来成分(カザミノ酸)を使用しています。

ウシ由来成分ですが、牛乳アレルギーなどアレルギーがある人にも安心して使用できます。ただし、過去ニューモバックス自体でアレルギーが出た人は注意が必要です。

まとめ

ニューモバックスは肺炎球菌ワクチンとして肺炎の予防、軽症化につながる注射薬です。

<メリット>

  • 肺炎球菌の感染を予防することができる。
  • 国から定期接種が認められている。
  • 安全性が高い

<デメリット>

  • 絶対に肺炎球菌に感染しないわけではない。

<向いてる人>

  • 高齢者(65歳以上)
  • 脾摘した方
  • 鎌状赤血球疾患、あるいはその他の原因で脾機能不全の方
  • 心疾患のある方
  • 呼吸器疾患のある方
  • 腎不全のある方
  • 肝機能障害のある方
  • 糖尿病のある方
  • 慢性髄液漏等免疫低下がある方
  • 免疫抑制作用を有する治療が予定されていて、治療開始まで少なくとも14日以上の余裕のある方

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カテゴリー:ワクチン  投稿日:2020-09-22

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