SG配合顆粒の効果と副作用

元住吉 こころみクリニック
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2017年4月より、川崎市の元住吉にてクリニックを開院しました。内科医3名、精神科医4名で協力して診療をしています。所属医師で協力して、記事を書いています。
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SG配合顆粒は、2003年に塩野義から発売された総合感冒薬になります。「風邪かな?」って思って病院やクリニックを受診された時に、粉薬が処方された方も多いのではないでしょうか?

SG配合顆粒は「配合」という名の通り、4種類のお薬が配合されています。熱や頭痛、咽頭痛、だるさ等の症状を緩和してくれるお薬になります。

色々な症状を取ってくれる「魔法の薬」のように感じるかもしれませんが、SG配合顆粒はどの成分も、風邪自体を治す薬ではありません。風邪の症状を一時的に誤魔化すに過ぎないお薬です。そのためSG配合顆粒を飲んだからといって、風邪が早く治るわけではないことを理解しておく必要があります。

さらにSG配合顆粒は色々な成分が入っているため、色々な副作用が起こり得るお薬ともいえます。そのため、気軽に飲むのは避けた方が良いお薬です。

人によっては、もしかしたらSG配合顆粒を飲まない方が良い人や他の単剤の方が良い人もいるかもしれません。風邪で毎回SG配合顆粒を飲んでる人は、一度SG配合顆粒の効果と特徴についてみてみましょう。

 

1.SG配合顆粒のメリット・デメリットは?

<メリット>

  • 1種類のお薬で複数の効果が得られる

<デメリット>

  • 風邪を治すわけではなく、症状を一時的に緩和するに過ぎない
  • 鼻水・鼻詰まりは改善しない
  • 副作用として眠気が出現することがある

SG配合顆粒は成人用の1gに、

  • イソプロピルアンチピリン:150mg
  • アセトアミノフェン:250mg
  • アリルイソプロピルアセチル尿素:60mg
  • 無水カフェイン:50mg

の4つの成分が含まれています。それぞれの効果は

  • イソプロピルアンチピリン:NSAIDs(非ステロイド性消炎鎮痛剤)として、解熱・鎮痛作用を発揮します。
  • アセトアミノフェン:NSAIDsとは違う機序の解熱鎮痛剤で、こちらも解熱・鎮痛作用を発揮します。
  • アリルイソプロピルアセチル尿素:鎮静剤として間接的に痛みを和らげる作用が期待できます。
  • 無水カフェイン:脳を覚醒させる作用や疲労回復作用を発揮します。

このようにまとめると、SG配合顆粒一つで、

  • 発熱
  • 頭痛
  • 咽頭痛
  • だるさ
  • ぼーっとする感じ

など複数の症状を改善してくれるお薬になります。それぞれの作用機序については後述しますが、細かく知りたい方は、

注意が必要なのは、SG顆粒はどの成分も症状を緩和するに過ぎないということです。風邪などの感冒症状は、一般的にはウィルスなどが喉や気管支に感染した場合をいいます。このウィルスは、抗生物質などではやっつけることができません。

基本的には安静にして、自分の細胞がばい菌をやっつけるのを待つ治療になります。そのため辛い症状を取り除いて、楽な状態で自分の細胞がばい菌をやっつけるのを待つことになります。そのため、SG配合顆粒を内服して楽になったからといって無理をしてはいけません。

また4種類の成分があるということは、4種類分の使用できない病気や副作用を気を付ける必要があります。特に、

  • NSAIDs
  • アセトアミノフェン

は注意するべき副作用として

  • 胃腸障害
  • 肝障害

があります。また風邪薬としてPL配合顆粒が有名ですが、こちらとSG配合顆粒が違う点としては、

  • PL配合顆粒は、メチレンジサリチル酸プロメタジンとして鼻詰まりや鼻水に対して効果を発揮する抗ヒスタミン薬が含まれています。
  • SG配合顆粒は、抗不安作用のあるアリルイソプロピルアセチル尿素が抗ヒスタミン薬の代わりに含まれています。

そのため、鼻水や鼻詰まりがある人はPL配合顆粒の方がお勧めです。

このようにSG配合顆粒は効果も多岐にわたりますが、副作用や安全性など気を付けることも複数あることを念頭に置く必要があります。

 

2.SG配合顆粒の適応・用量は?

SG配合顆粒は、風邪症状に対して1日に4回内服するお薬です。

SG配合顆粒は、

  • SG配合顆粒1g

の1種類が登場しています。小児用ではSG配合顆粒では発売されていないため、PL配合顆粒で投与することになります。SG配合顆粒の適応疾患は、

感冒の解熱,耳痛,咽喉痛,月経痛,頭痛,歯痛,症候性神経痛, 外傷痛

となっています。SG配合顆粒は、風邪以外にも痛み止めとして使われることも多いです。

気を付けなければいけないのは、

  • 鼻水
  • 鼻閉

などの症状を改善する成分が含まれていないことです。実際にそれぞれの成分の効果をみても、これらに対して効果を発揮しないため注意が必要です。SG配合顆粒の内服方法ですが、

成人では 1 日3~4回経口投与するよう記載されています。 頓用の場合には、1~2g(分包品1~2 包)を服用して、少なくとも4時間以上空ける必要があります。SG配合顆粒を4回経口投与と記載されているからといって、律儀に4回内服する必要はありません。

SG配合顆粒はあくまでも、症状を一時的に誤魔化すお薬です。徐々に良くなって症状も軽くなってきたときに、SG配合顆粒を飲んでもあまり意味がありません。そのため、症状が辛い間だけ飲むようにしましょう。

 

3.SG配合顆粒の薬価は?

SG配合顆粒はジェネリック医薬品は登場していません。

次にSG配合顆粒の薬価です。SG配合顆粒は、

商品名 剤形 薬価 3割負担
SG配合顆粒 1g 10.8円 3.2円

※2016年12月4日の薬価です。

となっています。1日3回~4回内服するのが一般なため、32.4円から43.2円薬価でかかります。なお、総合感冒薬として有名なPL配合顆粒の薬価をみてみましょう。

商品名 剤形 薬価 3割負担
PL配合顆粒 1g 6.4円 1.9円
幼児用PL配合顆粒 1g 6.4円 1.9円

※2016年12月4日の薬価です。

PL配合顆粒の方が、わずかながら薬価は安くなっています。

 

4.SG配合顆粒の副作用は?

SG配合顆粒の副作用は、眠気・口渇・胃腸障害があります。

それでは、実際のSG配合顆粒の副作用についてみていきましょう。SG配合顆粒の個々で成分での副作用を詳しく知りたい方は、以下を参照ください。

SG配合顆粒の添付文章では、副作用発生率は記載されていません。同じ成分からなる「セデス・ハイ」の副作用発生率は15.5%と報告されていることから、SG配合顆粒も同程度だと考えられます。配合されている薬の副作用を考えると、

  • 眠気
  • ふらつき
  • 胃腸障害
  • 腎機能障害
  • 肝機能障害

が考えられます。眠気やふらつきは、アリルイソプロピルアセチル尿素による鎮静作用によるものです。不安感などをとることで痛みを取る作用があるのがアリルイソプロピルアセチル尿素ですが、その反動で眠気の副作用が起きることがあります。

またSG配合顆粒は、風邪など大量が悪い時に内服するお薬です。薬の副作用ではなく、病気による症状で眠気やふらつきが生じている可能性もあります。

胃腸障害は、NSAIDsであるイソプロピルアンチピリンの副作用です。これは、NSAIDsがアラキドン酸カスケードのCOXという物質を阻害するためです。COXは、1と2に分けられます。

  • COX-1は胃粘膜、血小板などを含め多くの細胞に常に発現しており、痛みの症状とは無関係です。逆にCOX-1を邪魔することで胃が荒らされて胃潰瘍や十二指腸潰瘍になる副作用が出現します。
  • COX-2は、体が炎症など種々の刺激を受けると、関連細胞で発現が増します。これが阻害されると、痛みや炎症を引き起こすサイトカインの産生が抑えられます。つまりNSAIDsは、COX-2に結合することで鎮痛作用を発揮するのです。

イソプロピルアンチピリンは痛みの原因となるCOX-2を抑えると同時に、胃の粘膜を保護する物質も阻害してしまうため胃があれてしまうのです。このことが、結果として腹痛や嘔気につながります。

また、NSAIDsは主に腎臓で排泄されるため、漫然と服用していると、気が付かないうちに腎臓を傷めてしまうことがあります。こうなると腎機能障害が出てきます。

アセトアミノフェンは肝機能障害が出現することがありますが、SG配合顆粒を数日内服しただけで出現することは少ないです。ただし、もともと肝機能障害がある人は注意が必要です。

カフェイン中毒も同様に、SG配合顆粒を数日内服しただけは起きません。SG配合顆粒には、コーヒー1杯分のカフェインが入ってます。1日3~4杯のコーヒーを数日摂取して副作用が起こるのは考えづらいです。

SG配合顆粒を何週間も内服すれば、出現しづらい副作用も出てくる可能性があります。しかしSG配合顆粒を何週間も内服している状況が大問題です。

通常であれば感冒症状は、1週間以内に良くなることがほとんどです。そのため何週間もSG配合顆粒を内服し続けている人は、SG配合顆粒の副作用より、「本当にただの風邪?」かどうかを心配した方が良いです。

SG配合顆粒は症状を一時的に緩和する治療であって、病気を治す治療ではありません。何週間もSG配合顆粒を内服している人は、採血やレントゲンなどの検査をして、ただの風邪意外の病気がないのか精査した方が良いです。

 

5.SG配合顆粒が内服できない人は?

消化性潰瘍・アスピリン喘息・緑内障・前立腺肥大の方は、基本的に使用できません。

SG配合顆粒は4種類のお薬が複合されているため、1種類のお薬でも使ってはいけない疾患があれば使用できません。具体的に添付文章をみてみると、

  1. 本剤の成分、ピラゾロン系薬剤(スルピリン等)又はアミノフェ ノール系薬剤(アセトアミノフェン等)に対し過敏症の既往 歴のある患者
  2. アスピリン喘息のある患者[本剤中のサリチ ルアミドはアスピリン喘息を誘発するおそれがある。]
  3. 重篤な肝障害のある患者[本剤中のアセトアミノフェンによ り肝障害が悪化するおそれがある。]

それぞれ見ていきましょう。②アスピリン喘息は、NSAIDsであるイソプロピルアンチピリンの薬を使用することができません。

アスピリン喘息は、喘息の中でもかなり特殊な病態です。最近、アレルギー以外が原因となる喘息があることが分かってきました。実はこの非アレルギー性の喘息の方が、対策もしづらく難治性といわれています。アレルギーではないということは分かっているのですが、細かい機序までは解明できていないためです。アスピリン喘息は、この非アレルギー性の喘息のひとつになります。

アスピリン喘息について詳しく知りたい方は、「痛み止めで喘息に?アスピリン喘息の症状と特徴」を一読してみてください。アスピリン喘息の人にNSAIDsを使用すると喘息が悪化するため、SG配合顆粒も避けましょう。

③重篤な肝障害のある患者とありますが、基本的に重篤な肝機能障害が出現した場合は入院で治療すると思います。少なくとも重篤な肝機能障害がある人が風邪になった場合、まず肝機能障害を治そうと思うのが通例ですので、こちらは過度に心配する必要はありません。ただし、アルコール性肝障害やB型・C型肝炎があって肝臓の状態が心配な人は、一度医師に相談してみると良いかもしれません。

 

6.SG配合顆粒が向いてる人は?

<向いている人>

  • 咽・喉頭痛、頭痛、関節痛、筋肉痛、発熱などの痛みと発熱のみの症状がある方
  • 若い方

SG配合顆粒が向いている方は、感冒症状でSG配合顆粒によって緩和できる症状が複数ある方です。

  • 咳や痰が主体の症状だ。
  • 鼻詰まりが辛いんだ。
  • 鼻水がとまらくて眠れない。

など、SG配合顆粒で症状が取れない咳や痰・鼻汁の人は、違う薬が必要になります。特に鼻水がある人は、SG配合顆粒よりPL配合顆粒の方が向いています。PL配合顆粒には、SG配合顆粒には含まれていない鼻水止めの抗ヒスタミン薬が含まれているからです。

そのためSG配合顆粒は、

  • 喉や頭の痛み
  • 発熱

の症状を取ることに特化したお薬になります。そのため適応としては、風邪以外にも生理痛や頭痛にも効果があるお薬です。

またSG配合顆粒は、個人的には高齢者の方にはあまり使用しない方が良いと思っています。SG配合顆粒は病気を治す治療ではなく、症状を一時的に弱めるに過ぎないお薬です。一方で症状というのは、ばい菌と戦ううえで体が必要だから出してるサインです。

  • 体が熱をあげてばい菌をやっつけているのです。
  • 喉が痛いことでどこでばい菌がいるか知らせています。
  • 鼻水でばい菌を外に追い出してます。

高齢者は免疫状態が弱っていて、重篤な状態でも症状が出ないことがあります。そのため、SG配合顆粒で様子をみていたら、病態が一気に悪くなったなどが多々あります。高齢者の方にSG配合顆粒を使用する場合は、少しでも症状が悪化した場合はすぐに病院を受診するように心がけてください。

そういった意味では、若年者の方の方が気軽に使用しやすいお薬ではあります。ただし、若年者の方も油断は禁物です。

風邪の治し方は薬を飲むことではなく、安静に体を休めることです。詳しく知りたい方は、「風邪を早く治す方法とは?」を一読してみてください。さらにアリルイソプロピルアセチル尿素の副作用も加わり、眠気が出ることもあります。

  • 仕事が休めないからSG配合顆粒を飲んで頑張ろう。
  • せっかくの休暇だからSG配合顆粒を飲んで楽しもう。
  • 飲み会も断りづらいからSG配合顆粒を飲んで参加しよう。

上のような状態ですと、逆に症状が悪化してしまいます。さらに眠気などの副作用が強く出て、イベントに支障が生じることも予想されます。

このような場合は、SG配合顆粒を飲まなくても参加できそうかどうかで判断しましょう。症状が辛くて参加できなさそうなら、SG配合顆粒を飲む飲まないにかかわらず休むようにしましょう。

 

7.SG配合顆粒の作用機序は?

SG配合顆粒は、NSAIDs・アセトアミノフェン・抗ヒスタミン薬・カフェインの4つの作用機序で風邪の症状を和らげます。

SG配合顆粒は4つの作用機序から病気の症状を緩和します。それぞれの作用機序についてみていきましょう。

 

7-1.イソプロピルアンチピリン(NSAIDs)の作用機序は?

NSAIDsは、抗炎症・解熱作用を有します。その作用機序を説明します。

炎症反応には、過剰なプロスタグランジン(以下、PG)が関係しています。NSAIDsは、PGを生産する経路であるアラキドン酸カスケードをブロックすることでその効果を発揮します。その作用点は、シクロオキシゲナーゼ(以下COX)です。

COXには、2つあることが分かっています。

  • COX-1は、胃粘膜や血小板などを含め、多くの細胞に常に発現しており、痛みの症状とは無関係です。逆にCOX-1を邪魔することで胃が荒らされて、胃潰瘍や十二指腸潰瘍になる副作用が出現します。
  • COX-2は、体が炎症など種々の刺激を受けると、関連細胞で発現が増します。これが阻害されると、痛みや炎症を引き起こすサイトカインの産生が抑えられます。

つまりNSAIDsは、COX-2に結合することで鎮痛作用を発揮するのです。痛みや熱の原因となるCOX-2を阻害すれば一時的に症状が改善できます。ただしSG配合顆粒に含まれているイソプロピルアンチピリンのNSAIDsはCOX-1も一緒に阻害してしまうため、胃腸障害が出現する可能性があります。

 

7-2.アセトアミノフェンの作用機序は?

アセトアミノフェンの解熱や鎮痛の作用は、NSAIDsとはまた別の作用機序と言われていますが、詳しく解明できていないところも多いです。まず解熱ですが、脳の視床下部の体温調節中枢に作用して熱を下げるといわれています。具体的には以下の2点です。

  1. 皮膚血管を拡張させて体温を下げる
  2. 汗を促す

まず1の血管拡張の効果ですが、手や足の末梢の血管が開くと血流が良くなります。血流が良くなることで、熱の放出につながります。

2の汗を促すのは、熱を下げる一般的な作用です。私たちが夏場に汗をかくのは、汗をかいて体を冷やそうとする生理作用です。汗をかくことで、蒸発する時に周りの熱を奪って体を冷やします。

この時に気を付けなければいけないのが、脱水や血圧低下です。血管が開いて血流が流れやすくしますが、そもそも流れる血液が足りなければ血圧が下がるだけです。さらに汗をかくことで、さらに水分が減ってしまいます。

熱を出している時は、食欲もなく脱水になりやすいです。そのためカロナールを内服する際は、脱水にならないように水分補給を気を付けるようにしましょう。

またアセトアミノフェンは高熱を正常な体温に下げる作用はありますが、正常な体温を更に下げてしまうという事はほとんどありません。そのため、非常に使いやすいお薬です。

次にアセトアミノフェンの鎮痛作用の機序ですが、こちらも完全には解明されていません。アセトアミノフェンにて脳の視床と大脳皮質に作用する事で痛みを感じにくくさせているのだと考えられています。

痛いと感じるのはけがや病気をした部位ではなく、その部位から発生した物質を脳が感じていたいと感じるのです。痛みの物質は、プロスタグランジンといいます。カロナールはこのプロスタグランジンを脳で感じづらくさせること(痛みの閾値をあげること)で、鎮痛作用を有するとされています。

その他、カンナビノイドやセロトニンなど痛みを感じるづらくする物質を増やすことで、痛みを感じづらくする作用があると考えられています。

 

7-3.アリルイソプロピルアセチル尿素の作用機序は?

アリルイソプロピルアセチル尿素は不安・恐怖を抑えてくれます。風邪による不安感は時に痛みを増強することにつながりますが、アリルイソプロピルアセチル尿素はその不安感を取ることで痛みを取ることに役立っているのです。抗不安薬としての効果は弱いため、単独で使用されることはほとんどありません。

効果が弱いため、EVEなどの市販の解熱・鎮痛薬にアリルイソプロピルアセチル尿素は含まれていることが多いです。ただし不安感を取ると眠気が出てくる人も多いです。そのため、眠気が嫌な人はSG配合顆粒はむしろ内服し内容が良いでしょう。

 

7-4.無水カフェインの作用機序は?

無水カフェインは中枢神経刺激薬になります。カフェインというとコーヒーを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか?実際にコーヒー1杯には50~100mgほどのカフェインが含まれています。SG配合顆粒1g中に含まれるカフェインの量が50mgです。そのためSG配合顆粒にはコーヒー一杯分相当のカフェインが入ってると考えていただければよいと思います。

カフェインには脳を覚醒させる作用があります。市販薬の眠気覚ましのお薬は、大体このカフェインの効果を利用しています。カフェインの覚醒させる作用で頭を冴えさせることで、ぼーっとしただるさを取ることになります。

また、脳の血管を収縮させることで脳血管の拡張によって生じる頭痛を和げる働きもありますが、効果は弱いです。

とはいっても、この作用は穏やかで強い作用ではありません。

 

まとめ

  • SG顆粒配合錠はNSAIDs、アセトアミノフェン、抗ヒスタミン薬、カフェインの4種類を加えた配合剤として感冒症状の緩和のために使用するPL配合顆粒のジェネリック医薬品です。

<メリット>

  • 1種類のお薬で複数の効果が得られる。

<デメリット>

  • 風邪を治すわけではなく、症状を一時的に緩和するに過ぎない。
  • 鼻水・鼻詰まりは改善しない
  • 副作用として眠気が出現することがある。

<向いている人>

  • 咽・喉頭痛、頭痛、関節痛、筋肉痛、発熱などの痛みと発熱のみの症状がある方
  • 若い方

投稿者プロフィール

元住吉 こころみクリニック
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2017年4月より、川崎市の元住吉にてクリニックを開院しました。内科医3名、精神科医4名で協力して診療をしています。所属医師で協力して、記事を書いています。
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