「いじめ」のトラウマから複雑性PTSDに

2015.12.29 PTSD(心的外傷後ストレス障害)

PTSDは心的外傷後ストレス障害とよばれていて、戦争や犯罪などの強烈な出来事を体験した時に、ストレスが上手く処理できずにこびりついてしまう病気です。PTSDはこのように、はっきりとしたきっかけがあるケースばかりではありません。

いじめや虐待などの慢性的にストレスにさらされ続けていくと、さまざまな症状が認められます。この症状をひっくるめて、複雑性PTSDとよぶこともあります。

複雑性PTSDは診断基準として確立された概念ではありませんが、治療を考えていくためには意識しておいた方がよい疾患概念です。

ここでは、「いじめ」から発展することもある複雑性PTSDについて詳しくお伝えしていきたいと思います。


PTSD(トラウマ)を克服する治療法とは?

2015.12.21 PTSD(心的外傷後ストレス障害)

PTSD(心的外傷後ストレス障害)は、戦争や犯罪など、誰もが経験すると深い心の傷をうけるような出来事に出くわした時に、ストレスを上手く処理できずにこびりついてしまう病気です。

また、いじめや虐待などを受け続けていると、外傷記憶(トラウマ)が残り続けてしまい、複雑性PTSDとも呼ばれるように様々な症状が認められることがあります。

PTSDの治療は、薬物療法と心理療法をあわせて行っていきます。とくに心理療法の比重が大きいのが特徴です。

ここでは、PTSDやトラウマを克服するための治療法について、詳しくみていきたいと思います。


PTSDに有効な薬とは?PTSDの薬物療法

2015.12.20 PTSD(心的外傷後ストレス障害)

PTSDは、薬でスッキリよくなる病気ではありません。薬は一定の効果はあると考えられていますが、有効性は心理療法に劣ります。

PTSDを治療していくには、心理療法をじっくりと行いながら、そのサポートとして薬物療法をおこなっていきます。お薬としては、SSRIと呼ばれる新しい抗うつ剤の有効性が確認されています。

先の東日本大震災を受けて、すでに海外でのPTSDへの適応が認められていたパキシルとジェイゾロフトが、日本でも適応拡大されました。

ここでは、PTSDに有効な薬について詳しくお伝えしたいと思います。


PTSDの2つの診断基準と診断の実際

2015.12.4 PTSD(心的外傷後ストレス障害)

PTSD(心的外傷後ストレス障害)とは、誰もが深い心の傷を受けるような出来事にさらされた時に生じる病気です。あまりのストレスに上手く処理ができなくなってしまうのです。

PTSDの診断にあたっては利害関係がからむことも多く、慎重に行う必要があります。PTSDと診断をすることはすなわち、精神疾患と出来事の因果関係を認めることになるからです。

ですからPTSDと診断していくためには、客観的な診断基準が必要になります。PTSDの診断基準としては、大きく2つがあります。ここでは、それぞれのPTSDの診断基準にについてみていき、実際のPTSDを診断していく流れをお伝えしていきたいと思います。


PTSD(心的外傷後ストレス障害)の症状をチェック!

2015.12.1 PTSD(心的外傷後ストレス障害)

PTSD(心的外傷後ストレス障害)は、誰もが深い心の傷をうけるような大きな出来事に出くわした時に、上手く処理できずにこびりついてしまう病気です。

このような強烈な心的外傷である「トラウマ」を抱えた患者さんでは、4つの症状(再体験症状・回避症状・麻痺症状・過覚醒症状)がさまざまな強弱で認められます。

ここでは、PTSDの診断基準をもとにしてセルフチェックを使って、症状をチェックしてみましょう。


PTSDの代表的な4つの症状とPTSDの合併症

2015.11.30 PTSD(心的外傷後ストレス障害)

PTSD(心的外傷後ストレス障害)は、戦争や犯罪など、誰もが深い心の傷をうけるような出来事に出くわした時に、ストレスを上手く処理できずにこびりついてしまう病気です。

このような強烈な心的外傷である「トラウマ」を抱えた患者さんでは、共通して4つの症状が認められます。また、さまざまな合併症がみられることも多いです。

ここでは、PTSDの症状や合併症についてお伝えしていきたいと思います。


東日本大震災でのPTSDと二次受傷

2015.11.29 PTSD(心的外傷後ストレス障害)

2011年3月11日、忘れもしない東日本大震災が起こりました。15786人にも上る犠牲者をだし、数えきれないほどの人々の心に、大きな傷を残しました。

被災地での心のケアは大きな課題で、精神科医も「心のケアチーム」をつくって救援活動に入っています。厚労省のメンタル系ポータルサイト「こころの耳」では、東日本大震災での心のケアに関する情報がまとめられています。

このような未曽有の大災害の中で、命の危険にさらされるような想像を絶する体験をされた方もいらっしゃいます。そのような方の中には、PTSD(心的外傷後ストレス障害)で苦しんでいる方もいらっしゃいます。

それだけではありません。救援や支援に入られた方の中には、あまりの体験を見聞きして、二次受傷してしまう方もいるのです。ここでは、東日本大震災でのPTSDのいまを考えていきたいと思います。


本当のトラウマとは?PTSD(心的外傷後ストレス障害)について

2015.11.28 PTSD(心的外傷後ストレス障害)

PTSDは心的外傷後ストレス障害といわれていて、戦争や犯罪など、誰もが経験すると深い心の傷をうけるような出来事に出くわした時に、ストレスが上手く処理できずにこびりついてしまう病気です。

先の東日本大震災では、日常では想像ができないような凄惨な経験をされた方も多くいらっしゃいました。多くの方が傷つき、命を落とされた方もいらっしゃいましたが、それだけでなく心に大きな傷を受けた方もたくさんいらっしゃいます。

このような方の中には、今なおPTSDで苦しんでいる方がいらっしゃいます。PTSDとは、ただの「トラウマ」とは似て非なるものです。ここでは、PTSDとはどのような病気なのか、お伝えしていきたいと思います。