お薬を牛乳やコーヒーで服用するとどうなる?お薬と清涼飲料水との飲み合わせ

2016.11.1 薬の飲み合わせについて

お薬を飲むときには、皆さんは何で服用されていますでしょうか?

通常はお水で服用されるかと思います。お薬を製造する過程では、水で服用したときのデータをもとに用法用量が決められています。ですから、水で服用するのが理想です。

ですが飲みかけの牛乳やコーヒーがあった時に、それで飲んでしまったことがある方もいらっしゃるでしょう。このようなときに、お薬の効果や副作用にはどのような影響があるのでしょうか。

アルコール分の含まない飲み物のことを、清涼飲料水といいます。清涼飲料水とお薬には、どのような相互作用があるのでしょうか。

ここでは、お薬を牛乳やコーヒーで飲むとどのようになるのかをはじめ、清涼飲料水との飲み合わせについて考えていきたいと思います。


食前薬や食後薬は守らなきゃダメ?お薬と食事の関係

2016.10.31 薬の飲み合わせについて

お薬を病院で処方されると、「食前薬」や「食後薬」などといったように、食事の前か後に服用するように指定されているかと思います。なかには、食間に服用するお薬もあります。

食後ならまだしも、食前薬や食間薬は忘れてしまいやすいです。食後でも別に同じではないかと思われるかもしれませんが、お薬によっては食事の影響を大きく受けるものもあります。

ですから、お薬は用法通りに使っていくことが大切です。お薬によっては、用法を間違えてしまうと著しく効果が落ちてしまうものもあります。

ここでは、食事がどのようにお薬に影響していくのかをお伝えしていきたいと思います。これを通して、食前薬や食後薬などをどうして守らないのか、考えていきましょう。


お薬手帳でちょっとお得に!スマホで管理できるお薬手帳のすすめ

2016.10.10 薬の取り扱いについて

「お薬手帳をお持ちですか?」

今は、どこの薬局に処方箋を持っていっても聞かれますよね。

お薬手帳は診察券と違い、サイズもまちまちだし、常に持ち歩いている人はなかなかいないと思います。定期的に通院しているならまだしも、急に具合が悪くなったりしたときに診察を受けた場合など、「持っているわけがない!」と言いたくなってしまうと思います。

また、「いつも同じ薬を飲んでいる」とか、「他人に見せたくない」など様々な理由で、「お薬手帳は必要ない」「持ち歩きたくない」という方もいるのも実情です。

そこで最近普及しはじめたが、お薬手帳の電子化バージョンです。お手持ちのスマホに対応するアプリを入れるだけで、利用することができます。

2016年の診療報酬改定では、お薬手帳を持参すると患者さんが少し得をするように変わりました。その点も踏まえて、スマホを利用した服薬管理についてご紹介したいと思います。


残っているお薬は飲んでも大丈夫?残薬を家族や友人にあげてもいい?

2016.9.12 薬の取り扱いについて

忙しい合間をぬって病院へ行き、せっかく出してもらった薬だけど、飲み忘れたり、症状が治ってしまったりして、余ってしまった…

そんなとき、すぐさま捨ててしまう人はほとんどいないと思います。

「なんとなくもったいない」
「また使えるかも」

そう思って、取っておく場合が多いのではないでしょうか。このように、なんらかの事情で余ってしまった薬を「残薬」といいます。

しばらく時間がたってから、同じ症状の時に残薬を使っても大丈夫でしょうか?友人や家族にあげても問題ないのでしょうか?

ここでは、「残薬」が患者さんご自身の生活や、今後の医療にどう影響するのか、考えてみましょう。


尿が出にくいのは薬のせい?副作用での尿閉の原因と対策

2016.8.10 薬の副作用の対処法

男性の方でお薬を飲んでから、

  1. トイレがやたら近い
  2. 尿が出にくい
  3. 尿切れが悪い

なんて症状が出た方はいませんか?これはお薬の副作用かもしれません。

その一方で、前立腺肥大症の症状も考えていく必要があります。男性には前立腺というものがあります。前立腺は年をとるにつれて大きくなっていくので、誰にでも起こりうるのです。

お薬としては、抗コリン作用のあるお薬が代表的です。抗コリン作用は、様々なお薬で認められます。それ以外にも、SNRIをはじめとした抗うつ剤でも注意が必要です。

特に前立腺肥大がもともとある人は注意が必要で、少しでも排尿に影響があるお薬を使うと副作用があらわれてしまいます。これが冒頭であげた症状として認められるのです。

ここでは、お薬の副作用でみられる「おっしこがでない」「残尿感がある」といった症状に対する対策をみていきたいと思います。


口の渇きは薬のせい?口渇の原因と対策

2016.7.16 薬の副作用の対処法

私たちはのどが渇いたら水をのみ、あまり意識することなく生活をしています。口が渇くほどの感覚になることは、よほど炎天下で水分が足りなくなった時くらいでしょう。

しかしながら症状として、「口の渇き=口渇」が認められることがあります。文字通り、口が渇くという症状で、唾液が出なくて口がカラカラになることがあります。患者さんは、「喉が渇く」ということもあれば「口が渇く」ということもあります。

このような口渇は、様々な原因で認められます。そのひとつがお薬です。お薬としては、抗コリン作用のあるお薬が代表的です。

抗コリン作用とは、アセチルコリンの働きを抑えることによる作用です。そのために唾液の分泌が抑えられてしまい、水分をとっても喉が渇いてしまいます。

一方で薬の副作用ではなく、実は何か病気が隠れていることもあります。もっとも多いのは糖尿病でしょう。糖尿病では高血糖になり、そのせいでおしっこが多くなります。水分が足りなくなるので、のどが渇きます。

ここでは、口の渇き(口渇)の原因と対策について詳しくお伝えしていきたいと思います。まずはお薬が原因での口渇についてみていき、それ以外での原因についても考えていきたいと思います。


「アメル」「サワイ」「トーワ」ってなに?

2016.3.4 薬の基礎知識

「どんなお薬を飲まれていますか?」

と患者さんに質問すると、「アメル」「サワイ」「トーワ」といった答えが返ってくることが時々あります。実はこれは、ジェネリック医薬品を作っている会社の略称になるのですが、お薬の名前と勘違いしてしまっている患者さんがけっこういるのです。

病院でお薬をもらうと、○○○錠「サワイ」とか△△△錠「アメル」とか□□□錠「トーワ」などと書いてあることがあります。どうしても「 」のついている部分が印象に残ってしまいます。

ここでは、アメルやサワイ、トーワといったことがどんなことを意味しているのか、詳しくみていきたいと思います。


グレープフルーツジュースの薬への影響とは?

2015.12.7 薬の飲み合わせについて

薬を処方された時、「グレープフルーツジュースは服用しないでください」と注意されることがあります。これは、グレープフルーツの成分が薬と相互作用を引き起こすからです。

グレープフルーツに含まれる成分と薬が相互作用することで、薬が効きすぎてしまうことがあるのです。どうしてグレープフルーツジュースでこのような相互作用が起こるのでしょうか?具体的にどのように注意すればよいでしょうか?

ここでは、グレープフルーツの薬への影響について詳しくみていきたいと思います。


頓服とは何だろう?頓服薬の意味

2015.9.23 薬の基礎知識

「頓服」とは、医療関係者は当たり前のように使っている言葉ですが、なかなか一般の方には馴染みのない言葉です。処方箋に頓服と書かれていて、「どういう意味だろう?」と思われた方もいらっしゃるかもしれません。

頓服とは、調子が悪いときに一時しのぎに使うお薬のことです。いろいろな症状に対して、頓服薬が使われています。

ここでは、頓服薬に求められる条件と、その治療の中での意味について考えていきたいと思います。


抗コリン作用とは?抗コリン薬・コリン作動薬のすべて

2015.8.14 薬の基礎知識

薬の作用や副作用を考えていくときに、「抗コリン作用」を理解することは重要です。

「コリン」とはアセチルコリンのことを意味していますが、アセチルコリンは身体の様々なところで活躍しています。神経と神経の橋渡しをし、さまざまな臓器に作用しています。

このように身体に大きな影響を与える作用ですので薬としても利用されていますが、副作用としてデメリットになることもあります。

ここではアセチルコリンの働きについてみていき、コリン作用と抗コリン作用について詳しくみていきたいと思います。それぞれどのように薬として活用され、どのような副作用につながるのかをお伝えしていきます。


抗ヒスタミン作用とは?

2015.4.5 薬の基礎知識

花粉症などのアレルギーの薬や風邪薬などで眠くなったことはありませんか?これは抗ヒスタミン作用による眠気なのです。薬の作用や副作用を考えていく時に、抗ヒスタミン作用は重要です。

ここでは、抗ヒスタミン作用について考えていきたいと思います。


抗アドレナリン(α1)作用とは?

2015.4.3 薬の基礎知識

「アドレナリンが出る」などというように、アドレナリンという言葉は日常生活に使われています。アドレナリンとは交感神経に関係する脳内の神経伝達物質です。薬の影響をうけると、身体にもいろいろな影響を及ぼします。

ここでは、アドレナリンのうちα1受容体への影響を見ていきたいと思います。


セロトニン受容体作用とは?

2015.4.2 薬の基礎知識

セロトニンは精神を安定させる物質として、ご存知の方も多いと思います。

セロトニンは、脳内の神経伝達物質として様々な働きがあります。その作用は精神だけでなく、血管や胃腸にも関係していると考えられています。いろいろなタイプのセロトニン受容体という受け皿があり、セロトニンを受け取る場所によって作用がかわってきます。

ここでは、それぞれのセロトニン受容体による効果の違いをふまえて、セロトニンの効果と副作用について考えていきたいと思います。


ジェネリック医薬品で気をつけるべき問題点とは?ジェネリックの効果と副作用

2015.3.23 薬の基礎知識

ジェネリック医薬品は、国がその使用を進めていることもあって、かなり浸透してきました。患者さんから、「ジェネリックありますか?」と聞かれることもあります。

「ジェネリック医薬品は同じ効果だけれどお薬が安くなる」と思われている方も多いですが、果たしてそうなのでしょうか?ジェネリック医薬品ではどのようなことを気を付ければよいのでしょうか?ここでは、ジェネリック医薬品の問題点について考えていきたいと思います。