摂食障害での過食嘔吐の心理面からみた原因

2016.3.23 神経性大食症(過食症)
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大量のものを食べて吐き出す過食嘔吐の症状は、拒食症でも過食症でも多くの人に見られます。

しかし過食嘔吐に至ってしまう心理は様々です。過食嘔吐の症状だけをつかまえて、「ダイエットのリバウンド」「行き過ぎた痩せ願望のせい」などと決めつけてしまうと、摂食障害の実態がわからなくなってしまいます。

過食嘔吐はどのような心理からおこっているのでしょうか?
そしてそこから、具体的にどのような原因で過食嘔吐が起こっていくのでしょうか?

このことを知ることで、治療の方向性や対応も異なってきます。ここでは、過食嘔吐の心理面から原因をみていきたいと思います。


摂食障害の入院が難しい理由と入院適応となるケース

2016.3.11 摂食障害について
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摂食障害は、治療が難しく長期化することの多い疾患です。

そうなると家族や周囲の方は、「入院させて食生活や問題行動を管理してもらった方が安心」と考えてしまいがちです。

しかしながら摂食障害を入院だけで治療することは困難で、生命的な危機がある場合を除き、基本的には外来治療が原則となっています。ここでは、摂食障害での入院治療について考えていきたいと思います。その上で、入院治療が適応となるケースについてもお伝えしていきます。


ダイエットと拒食・食べ過ぎと過食の違いとは?

2016.3.3 摂食障害について
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「摂食障害」と聞いて、あなたはどんなイメージを持ちますか?

「あれってやせたがる若い女の子がなるんでしょ。」
「私は食べるのが大好きだしダイエットもしないし、関係がない。」
「食べる量をコントロールできないなんて、意志が弱いだけじゃないの?」

そんな風に、自分とは関係のない遠い世界の話だと思っていませんか?けれど本当は、どんな人でもなる可能性があるかなり身近な病気です。

現在症状を抱えて苦しむ多くの患者さんの中には、あなたと同じように「自分は大丈夫、私には関係がない」と思っていた人がたくさんいます。

病院で治療を受ける人は一部にすぎず、表面上はごく普通に学校へ行き、仕事をし、家庭を持って子育てをしながら、陰で症状を抱える隠れ患者さんがとても多いと言われています。年齢層も広く、高齢の患者さんや男性の患者さんも最近は増えています。もしかしたら、あなたの大切な誰かがそうなっているかもしれません。

摂食障害は、正しい知識を持っているかどうかで、病気が深刻化してしまうかが左右されます。拒食とダイエット、過食と食べ過ぎはどのような違いがあるのでしょうか?

ここでは、摂食障害発症に先がけておこるちょっとした食行動や感情の問題について、簡単に紹介してみたいと思います。