過呼吸が泣くことで誘発されるのはなぜ?過呼吸と泣くことの関係と対処法

2016.7.11 パニック障害・広場恐怖

不安や緊張を感じると「息苦しさ」を感じることがあります。「上手く息が吸えない」という感覚が強まって恐怖が強くなると、どんどん呼吸が早くなって過呼吸になってしまうことがあります。

このような精神的ストレスをきっかけにして発症する過呼吸を、過換気症候群といいます。

過呼吸はさまざまな原因で生じることがありますが、「泣いた後に過呼吸になってしまった」という患者さんが少なくありません。

どうして泣くことで過呼吸が誘発されるのでしょうか?ここでは、過呼吸と泣くことの関係についてみていき、対処法についても考えていきたいと思います。


過呼吸・過換気症候群に有効なお薬と治療法とは?救急車を呼ぶとどうなるの?

2016.6.30 パニック障害・広場恐怖

過呼吸は、その多くは精神的ストレスを原因にして生じたものになります。このように精神的なストレスが原因とした過呼吸を、過換気症候群といいます。

過呼吸にはじめてなってしまった患者さんは、「自分の身体に異変があるかもしれない」とビックリして内科や救急科などに受診される患者さんが多いです。あまりの恐怖に、救急車を呼ぶ患者さんもいらっしゃいます。

過呼吸は精神的なストレスが原因なので、落ちつくことで後遺症もなく症状もなくなります。そのような病気なので、偏見がある医療者も少なくありません。

しかしながら過呼吸は、当事者には「死んでしまうかもしれない」と恐れるほどの苦しみです。また過呼吸を繰り返す患者さんは、その背景に精神疾患があることも多いです。

過呼吸になってしまったら、どのように治療をすすめていけばよいのでしょうか。過呼吸を落ちつけるお薬はあるのでしょうか?

ここでは、過呼吸の治療について考えていきたいと思います。過呼吸に有効なお薬にはどのようなものがあるのか、そして救急車で運ばれた時にはどのような治療がなされるのかをお伝えしていきます。


過呼吸・過換気症候群の原因とは?パニック障害との関係

2016.6.29 パニック障害・広場恐怖

不安が強くなってくると、「何だか息苦しい」と感じることがあるかと思います。

それがエスカレートしてしまうと、息苦しさを自分でコントロールできなくなってしまって、呼吸がドンドンと早くなってしまいます。そして身体の様々な症状が現れます。このように、精神的なストレスがきっかけに過呼吸になってしまう病気を、過換気症候群といいます。

過呼吸は、パニック障害の患者さんでもよく認められます。パニック障害では、突然の恐怖に襲われる病気です。息苦しさが過呼吸に発展していくことも多いのです。

とはいっても、過呼吸は身体の病気でも認められることがあります。はじめて過呼吸になった時は身体の病気がないか、しっかりと診断していく必要があります。

ここでは、過呼吸(過換気症候群)の原因について考えていきたいと思います。


パニック障害で飛行機にのれない!パニック障害での飛行機対策

2016.6.24 パニック障害・広場恐怖

パニック障害は、突然のパニック発作を繰り返してしまう病気です。急に動悸やめまい、息苦しさなどが生じてしまい、強烈な不安感や恐怖感に襲われます。

このパニック発作を恐れて、パニック障害の患者さんでは飛行機が乗れなくなってしまうことがとても多いです。「飛行機の中でパニック発作が起こってしまったらどうしよう」という恐怖にとりつかれてしまいます。

飛行機にのれなくなると生活が成り立たなくなる方はそこまで多くはありませんが、旅行にいけなくなったり、出張で遠回りしなければいけなくなったりしてしまうことがあります。

パニック障害の治療を考える時に、飛行機に乗ることはどのように考えるべきでしょうか?

ここでは、パニック障害で飛行機に乗れないと悩んでいる患者さんに対して、どのように飛行機を考えていけばよいのかをお伝えしたいと思います。どうしても飛行機に乗らなければいけない時に、パニック発作を起こしにくくする工夫もみていきましょう。


過呼吸・過換気症候群でみられる症状とその原因

2016.6.23 パニック障害・広場恐怖

過呼吸とは、その文字通り、呼吸が早くなってしまうことです。過呼吸の原因として最も多いのが、過換気症候群です。

過換気症候群(過呼吸症候群)は、精神的なストレスによる強い恐怖や緊張によって過呼吸となってしまう病気です。

過換気症候群では、過呼吸になると同時に様々な症状が認められます。息苦しさをはじめとした呼吸器系の症状、動悸やめまいといった循環器系症状、身体のしびれやけいれんといった神経系症状などがみられます。

これらの過換気症候群の症状は、どのようにして認められるのでしょうか?これには過呼吸(過換気)によってもたらされる身体症状と、それによって不安や緊張が強まることでの交感神経症状が関係しています。

ここでは、過換気症候群による過呼吸での症状について、詳しくお伝えしていきます。


パニック障害で歯医者や美容院にいけない!日常生活を取り戻すには?

2016.6.18 パニック障害・広場恐怖

パニック障害は、突然のパニック発作を繰り返してしまう病気です。急に動悸やめまい、息苦しさなどが生じてしまい、強烈な不安感や恐怖感に襲われます。

このパニック発作を恐れて、パニック障害の患者さんでは当たり前の日常生活ができなくなっていきます。多くの方が苦手としていることとして、歯医者と美容院があります。

歯医者も美容院は共通している部分があります。どちらも席にすわると、自由にそこから離れることができません。こういった状況を、パニック障害の患者さんは苦手としてしまいます。

なぜパニック障害の患者さんは歯医者や美容院が苦手になってしまうのでしょうか?
歯医者や美容院といった日常生活を取り戻すにはどうすればよいのでしょうか?

ここでは、パニック障害で歯医者や美容院にいけなくなってしまった方に、当たり前の日常生活を取り戻すためにはどうすればよいのかを考えていきたいと思います。


パニック障害で電車に乗れない!電車を克服する対処法

2016.6.17 パニック障害・広場恐怖

パニック障害は、突然のパニック発作を繰り返してしまう病気です。急に動悸やめまい、息苦しさなどが生じてしまい、強烈な不安感や恐怖感に襲われます。

このパニック発作を恐れて、パニック障害の患者さんでは電車が苦手になってしまう方がとても多いです。電車にのれないと、様々な生活への支障があります。

通勤ができなくなってしまったり、旅行にもいけなくなってしまいます。このため仕事を休まざるを得なくなってしまったり、家族との関係が悪くなってしまうこともあります。

なぜパニック障害の患者さんは電車が苦手になってしまうのでしょうか?
どのようにすれば電車にのれるようになっていくのでしょうか?

ここでは、パニック障害で電車に乗れないと悩んでいる患者さんに対して、それを克服していく対処法をお伝えしていきたいと思います。電車に対する恐怖をやり過ごすことも必要ですが、本当の意味でパニック障害を克服していくことを意識して考えていきたいと思います。


過呼吸・過換気症候群の正しい対処法とは?袋は使うべき?

2016.6.16 パニック障害・広場恐怖

不安が強まってくると、「なんだか息苦しい」と感じることがあります。

このような経験は多かれ少なかれ、みなさんあるかと思います。ですが不安や恐怖があまりに強いと、息苦しさがさらに不安を強めて過呼吸に発展してしまうことがあります。過呼吸になると、身体に様々な症状がみられます。

このように過呼吸になってしまう病気を過換気症候群といいます。世間では、過呼吸症候群ともよばれています。

過呼吸では様々な症状に襲われて、「このまま死んでしまうのではないか」とまでの恐怖に襲われます。周りの人も慌てふためいて、救急車を呼ぶことも少なくありません。

ですが過呼吸は、時間がたつと自然と落ち着いてきます。救急車にのって病院につく頃には落ち着いていることもあります。そして後遺症になることもありません。

過呼吸になってしまったら、どうすればよいのでしょうか?かつてはペーパーバック法とよばれる袋を使った対処法が一般的に行われていましたが、現在ではむしろリスクが高いとされています。

ここでは、過呼吸(過換気症候群)の正しい対処法についてお伝えしていきたいと思います。


パニック障害と妊娠・出産・授乳、パニック障害を抱える女性の方へ

2016.6.13 パニック障害・広場恐怖

パニック障害は、男性よりも女性の方が2倍ほど発症しやすいといわれています。そしてパニック障害の平均発症年齢は20~24歳になります。まさに女性にとって、結婚と出産を考える時期に多い病気がパニック障害なのです。

ですから妊娠適齢期の女性がパニック障害と判明した場合は、しっかりと妊娠・出産に関して理解した上で治療をすすめていく必要があります。

パニック障害の治療をしていて妊娠が判明した患者さんも少なくありません。ときには妊娠中にパニック障害にかかってしまう患者さんもいらっしゃいます。

「パニック障害になってしまうと赤ちゃんに悪影響があるのではないか?」「パニック障害のお薬は赤ちゃんに有害ではないのか?」など、心配されるのも無理ありません。

ここでは、パニック障害での妊娠や出産、そして授乳に対する疑問について、詳しくお伝えしていきます。


パニック障害の患者さんへの家族や友人の接し方

2016.6.12 パニック障害・広場恐怖

パニック障害の患者さんは、繰り返すパニック発作がみられます。急激に不安感や恐怖感が強まり、過呼吸を起こしてしまったりすることもあります。

そしてパニック発作を恐れて、「逃げ出せない状況」が苦手になってしまう方が多いです。バスや電車などの公共機関、美容院や歯医者などもいけなくなってしまう方も少なくありません。

患者さんがパニックになると、そのまわりの家族や友人も慌ててしまうのも無理はありません。とくに家族は、パニック障害の患者さんと同じ生活を営んでいますので、一緒にできないことが増えてしまいます。

そんな中で、家族や友人はパニック障害の患者さんにどのように接したらよいのかわからなくなってしまいます。家族から、「良い接し方と悪い接し方はありますか?」といったことを聞かれることも少なくありません。

パニック障害の患者さんにはどのように接したらよいのでしょうか?ここでは、パニック障害の患者さんに対してどのように接したらよいのか、お伝えしていきたいと思います。


パニック障害で悩んでいる方へ、仕事や就職での対処法

2016.6.10 パニック障害・広場恐怖

パニック障害は、突然のパニック発作を繰り返してしまう病気です。

そしてパニック障害の患者さんの多くは、「逃げられない状況」や「助けがない状況」に対して苦手意識をもっています。このことを、広場恐怖といいます。

パニック障害は20代くらいから発症することが多く、ちょうど就職活動をしていたり、仕事をしている中で発症することも多いです。しかしながらパニック障害に関しての職場の理解は十分とは言えず、周りに隠しながらなんとか仕事をしている患者さんも多いかと思います。

私も主治医として、産業医として、多くのパニック障害の患者さんをみてきました。ここではパニック障害を悪化させないために、仕事や就職で注意するべきことをお伝えしていきたいと思います。


パニック障害を完治させるには?パニック障害が治るための考え方

2016.6.9 パニック障害・広場恐怖

パニック障害は、突然のパニック発作を繰り返す病気です。現在では治療法も確立されてきていて、薬物療法と精神療法を組み合わせることによって完治もできる病気になっています。

パニック障害は、お薬が効くことも多いです。しかしながら長い目で見ると、再発も少なくない病気です。「パニック障害が完治した」とおもっていたら、ふとした拍子に再発してしまうこともあります。

パニック障害がしっかりと完治する方と、なかなか治らずに長引く方にはどのような違いがあるのでしょうか?パニック障害が再発しやすいのは、どのような患者さんでしょうか?

これらをみていくと、パニック障害が治るための考え方も見えてきます。ここでは、パニック障害を完治させるために、患者さんがパニック障害の治療で大事にしてほしい考え方をお伝えしていきたいと思います。


広場恐怖症の症状・診断と、広場恐怖症を克服する治療法

2016.6.8 パニック障害・広場恐怖

広場恐怖症(agoraphobia)は、「逃げ場がない状況」や「助けが得られない状況」に対して恐怖を感じる病気です。

このような状況では誰もが不安に思いますが、広場恐怖症の患者さんでは過剰です。例えばバスや電車など、普通の人が「逃げ場がない」と感じることのない状況であっても、恐怖を感じてしまいます。

広場恐怖症は、典型的にはパニック障害に合併します。7~8割のパニック障害の患者さんで、広場恐怖症が合併している印象です。ですから広場恐怖症は、これまではパニック障害に付随する症状のひとつと考えられていました。

しかしながら最新の診断基準では、広場恐怖症として独立した病気とされました。広場恐怖症を合併するかどうかで、パニック障害の治療アプローチもかわってきます。

ここでは、広場恐怖症の症状と診断についてまずみていき、それを踏まえて広場恐怖症を克服する治療法についてお伝えしていきたいと思います。


パニック障害を克服するには?パニック障害の治療法と対処法

2016.6.6 パニック障害・広場恐怖

パニック障害とは、突然のパニック発作を繰り返してしまう病気です。急に動悸やめまい、息苦しさなどが生じてしまい、強烈な不安感や恐怖感に襲われます。

このようなことが繰り返されると、いつまたパニック発作に襲われるかわからずに不安がつきまといます。このような不安を「予期不安」といいますが、予期不安によって当たり前だった日常生活に支障が出てききてしまいます。

多くのパニック障害の患者さんでは、「逃げ出せない」「助けが得られない」という状況が怖くなってしまう広場恐怖を合併してしまいます。パニック障害の治療にあたっては、広場恐怖を合併するかどうかで大きく治療がかわります。

ここでは、パニック障害を克服するための治療法についてお伝えしていきます。


パニック障害をセルフチェックする4つのステップと心理検査

2016.5.31 パニック障害・広場恐怖

パニック障害とは、突然に強烈な恐怖感や不安感におそわれるパニック発作を特徴とする病気です。

パニック障害は有病率が2~3%といわれていて、少ない病気ではありません。メンタルの病気とは無縁そうな方も発症することのある病気です。

パニック障害は比較的に症状が目立つので受診には繋がりやすい病気ではありますが、身体の病気を心配して内科などに受診される方も多いです。内科の先生から紹介いただいて精神科や心療内科を受診される患者さんもいらっしゃいます。

いきなり精神科や心療内科を受診するのは躊躇ってしまう方もいらっしゃるでしょう。ここではそのような方が、パニック障害かどうかセルフチェックできるように試みました。

最近改訂されたばかりのアメリカの診断基準(DSM‐Ⅴ)をもとに、順序立ててパニック障害かどうかをチェックしていただければと思います。そして最後に、パニック障害の心理検査をご紹介していきます。


パニック障害・広場恐怖症の診断基準と診断の流れ

2016.5.29 パニック障害・広場恐怖

パニック障害とは、突然に恐怖感や不安感に襲われます。動悸や息苦しさがエスカレートしていき、「死んでしまうのではいか」というほど混乱してしまうこともあります。

このような状態をパニック発作といいますが、多くの患者さんが「逃げ出せない」と感じるような状況で生じます。これを広場恐怖といいます。

このようなパニック障害は症状も目立つので、一見はっきりします。ですが、病気の本質はもっと違うところにあることも少なくありません。精神科では、「症状だけをみて患者をみない」と、診断も違えばうまく治療もできません。

それでは、パニック障害はどのようにして診断がつけられるのでしょうか?パニック障害の考え方は近年少し変わりました。ここでは、最新の診断基準のDSM-Ⅴをもとにして、パニック障害の診断について考えていきたいと思います。


パニック障害の症状とは?パニック発作と予期不安

2016.5.26 パニック障害・広場恐怖

「パニックになった」というように、日常生活に「パニック」という言葉は使われています。思いがけないことが起きて焦ってしまった…というような意味合いで使われていると思います。

ですが、本当のパニックはこんなものではありません。人によっては、「自分はこのまま死んでしまうのではないか」というほどの恐怖と不安が襲ってきます。

パニック障害によく認められる症状としては、大きく3つがあります。

広場恐怖はパニック障害とは別の病気と考えられていますが、合併することが非常に多いです。そして「またパニック発作がおこってしまうかもしれない」という予期不安によって、回避行動をとってしまって本来の生活ができなくなっていきます。

ここでは、パニック障害の症状について詳しくお伝えしていきたいと思います。


パニック障害は遺伝?パニック障害の症状の原因とは?

2016.5.25 パニック障害・広場恐怖

パニック障害(Panic Disorder)とは、突然に襲われる激しい恐怖感を特徴とする病気です。

「パニック」という言葉は日常的に使われるかもしれませんが、パニック障害でのパニック発作の程度は軽いものではありません。「死んでしまうのではないか」とまでの恐怖感と不安感に襲われて、めまいや動悸、息苦しさがみられます。

ときには過呼吸となって手足のしびれが出現し、あまりの恐怖に救急車を呼んで来院される方も少なくありません。そんなパニック障害ですが、恐怖が過ぎ去ると症状も落ちつくため、周囲からは誤解されることも多い病気です。

パニック障害は脳の機能的異常が認められる病気で、本人の心の弱さが原因などでは決してありません。パニック障害はどのような原因で発症するのでしょうか?ここでは、パニック障害の原因について詳しくお伝えしていきます。