麻酔薬ケタミンのうつ病・うつ状態への効果

2016.2.13 その他の抗うつ薬

麻酔薬として古くから使われているケタミン(商品名:ケタラール)、その抗うつ効果に注目が集まっています。

これまでのうつ病の治療薬は、うつ病で不足していると考えられているモノアミン(セロトニン・ノルアドレナリン・ドパミン)を補充することで効果を期待していました。しかしながら、効果が認められるまでに2~3週間は少なくともかかってしまうのが難点でした。

ケタミンは、おもにグルタミン酸受容体のNMDA受容体に作用するお薬です。抗うつ効果が期待できることが判明し、その効果は早くて持続することがわかってきました。これをうけて、新しいうつ病の治療薬として、NMDA受容体をターゲットとした新薬の開発がすすめられています。

ここでは、麻酔薬ケタミンのうつ病・うつ状態への効果についてまとめていきます。