アモバン錠7.5mg・10mgの薬価と使い分け

アイコン 2015.8.12 アモバン

アモバンは安全性が高いので、よく処方されている睡眠薬のひとつです。入眠障害で悩んでいる方には、しっかりとした効果も期待できます。中途覚醒にも効果が期待できます。

アモバンの錠剤としては7.5mgと10mgの2種類が発売されています。割線がついているので半分に割ることもできます。まずは7.5mgからはじめて、効果をみながら10mgまで増量するか検討します。ここでは、アモバン錠10mgの実際の使い方や薬価についてご紹介していきます。

アモバンの効果について詳しく知りたい方は、
アモバン錠の効果と強さ
をお読みください。

 

1.アモバン錠7.5mg・10mgはどうやって使うのか?

アモバンは7.5mgから始めます。効果をみて10mgまで使用することができます。

アモバンの特徴は安全性の高さです。スッと効いて眠りにつかせてくれて、作用時間が短いので薬が身体に残りにくいです。従来の睡眠薬を改良して睡眠だけに働くようにしていますので、ふらつきなども少ないお薬です。アモバンにはこのような特徴があるので、寝つきが悪くて悩んでいる方にはとても良いお薬です。途中で目が覚めてしまう方にも一定の効果は期待できます。

添付文章では、アモバン7.5mgから使うことが勧められています。アモバンは即効性があるお薬なので、使ってみて効くかどうかの判断はすぐにできます。もしも不眠が十分に改善できなければ、10mgまで増量できます。それ以上は増量しても効果は少ないので使うことができません。睡眠薬が効かないからといってたくさん飲んでも、効果には限界があります。

アモバン10mgでも効果がないときは、薬の変更や作用の異なる睡眠薬の併用を考えていきます。反対に、アモバン7.5mgでも効果が強すぎる方は、割線がついていますので7.5mg錠や10mg錠を半分に割って調整していきます。

 

2.アモバン錠7.5mg・10mgの薬価

自己負担3割の方がアモバン錠10mgを毎日使うと、251円となります。ゾピクロンは、アモバンと比べて3割となっています。

ジェネリックになると安くなると言われていますね。だいたい6割になることが多いのですが、アモバンの場合はさらに安価で3割ほどとなっています。ジェネリックが発売されてから20年近くがたち、製薬会社の競争の結果としてここまで薬価が落ちました。実際の数字でみてみましょう。

<先発品>

商品名 剤形 薬価
アモバン錠 7.5mg 23.1円
アモバン錠 10mg 27.9円

<ジェネリック>

商品名 剤形 薬価
ゾピクロン錠 7.5mg 6.6/8.7円
ゾピクロン錠 10mg 7.6/10.5円
アモバンテス錠 7.5mg/10mg 8.7/10.5円
メトローム錠 7.5mg/10mg 8.7/7.6円
ドパリール錠 7.5mg/10mg 8.7/7.6円

 

自己負担3割の方がアモバン錠10mgを毎日使っていると、251円の負担となります。ゾピクロンの薬価は、製薬会社によって差はありますが、およそ3割ほどです。非常に安価になっています。メトロームとドパリールでは、10mg錠の方が7.5mg錠よりも安いという不思議なことになっています。

※2015年8月11日現在の薬価です。

 

3.アモバンは漫然と使わないこと!

アモバンは段階的に量を増やしていき、落ち着いたら段階的に減量していく意識を持ちましょう。そのためにも生活習慣の意識が大切です。

アモバンは安全性が高く、依存性も少ない睡眠薬です。そうはいっても長期間にわたって使っていると、依存が形成されてしまうこともあります。ですから、漫然とした使用は避けなければいけません。

アモバンを使う時は、睡眠に良い生活習慣も必ず意識して取り入れるようにしましょう。その上で、できるだけ頓服でアモバンを使うようにします。連用しなければ依存は形成されにくくなります。アルコールをイメージしていただくと分かりやすいと思いますが、休肝日をちゃんと作っていればアル中になったりしないですよね。これと同じです。

アモバンを使っていくステップは、

①ベッドに入って眠れない時だけ頓服で使う
②アモバン7.5mgは常用して、眠れない時だけ他の睡眠薬を追加
③アモバン10mgを常用して、眠れない時だけ他の睡眠薬を追加

です。心身の状態によって、早く睡眠の改善をした方がよいときは②~③から始めていきます。

 

また、心身の状態が落ち着いてきたら、少しずつ睡眠薬を減薬していく意識を持つことが大切です。そのためにも、生活習慣の意識などをしておくことも大切なのです。

 

睡眠に良い生活習慣について詳しく知りたい方は、
不眠を解消する9つの方法
をお読みください。

 

まとめ

アモバンは7.5mgから始めます。効果をみて10mgまで使用することができます。

自己負担3割の方がアモバン錠10mgを毎日使うと、251円となります。ゾピクロンは、アモバンと比べて3割となっています。

段階的に量を増やしていき、落ち着いたら段階的に減量していく意識を持ちましょう。そのためにも生活習慣の意識が大切です。