ラミクタール錠25mg・100mgの薬価と使い分け

アイコン 2015.12.17 ラミクタール

ラミクタールは、2008年に発売された抗てんかん薬です。気分安定薬として双極性障害の患者さんにも使われています。

ラミクタールの錠剤としては、25mg・100mgの2つの規格が発売されています。抗てんかん薬のため子供が服用することも多く、飲みやすさを意識して細粒も発売されています。

ここでは、ラミクタール錠25mg・100mgの実際の使い方や薬価についてご紹介していきます。

ラミクタールの効果について詳しく知りたい方は、
ラミクタール錠の効果と特徴
をお読みください。

 

1.ラミクタールの効果時間と血中濃度

ラミクタール錠は最高血中濃度到達時間が1.7~2.5時間、半減期が30.5~37.9時間となっています。有効血中濃度は5~11μg/mLといわれています。

ラミクタール錠を服用すると、1.7~2.5時間で血中濃度がピークになります。そこから少しずつ薬が身体から抜けていき、30.5~37.9時間ほどで血中濃度が半分になります。

この血中濃度がピークになるまでの時間を「最高血中濃度到達時間」、血中濃度が半分になるまでを「半減期」といいます。

ラミクタール錠は作用時間が長いので、1日1回でも効果が持続します。200mg以上の高用量で使っていく場合は1日2回に分けることが一般的です。

ラミクタールは他の気分安定薬のように、血中濃度を測って効果をみていくことは少ないです。測定することは可能で、5~11μg/mLで有効とする報告もあります。

ラミクタールの効果は、少しずつ出てくることが一般的です。長く使っていくことで、治療効果が少しずつ認められるお薬です。再発予防目的で使う場合は、200mgまで増量していくことが一般的です。200mgで再発予防効果が不十分な時に、最高用量の400mgまで使っていくこともあります。

 

2.ラミクタールの実際の使い方

少量からゆっくりと増量していき、はじめの2週間は25mgから開始していくことが一般的です。デパケンやテグレトールと併用するときは、用量に注意しましょう。

ラミクタールの使い方は少し複雑になっています。これにはラミクタールの2つの特徴が関係しています。

このようなリスクがあるので、2つの点で用法・用量に注意する必要があります。

これらを踏まえると、ラミクタールの用法は以下の3パターンになります。

<他の薬の影響がない時>

<デパケン併用時>

<テグレトールやアレビアチン併用時>

 

3.ラミクタール錠の薬価

ラミクタールは新しい薬なので薬価が高く、まだジェネリックも発売されていません。

ラミクタールは発売からあまりたっていないお薬です。ですから、ラミクタールの薬価は高いです。およそ10年は特許が続くので、ジェネリックが発売されるのはまだ先だと思われます。

ラミクタールはてんかんの治療薬ですので、小さな子供が服用することもあります。このため先発品のラミクタール錠では、飲みやすさを考えて、チュアブル・ディスパーシブル錠という工夫された錠剤となっています。

チュアブルなので、噛み砕くことができます。ディズパーシブるなので、水に溶かして服用することができます。もちろん錠剤として服用することもでき、いろいろな飲み方ができます。ブルーベリー味に人工甘味料で味付けされていて、マズイと感じる方もいらっしゃいます。

それでは薬価を見ていきましょう。

<先発品>

商品名 剤形 薬価
ラミクタール錠 25mg 102.3円
ラミクタール錠 100mg 273.8円
ラミクタール錠小児用 2mg 17.1円
ラミクタール錠小児用 5mg 32.7円

 

ラミクタール錠は高いお薬です。最高量の400mgを使うと、自己負担3割の方で9,857円にもなります。また、ラミクタール25mg錠4つとすると、100mg錠1つに比べて1.5倍ほどの薬価になります。このため、できるだけ早く大きな剤形にする方がよいです。

ラミクタールは作用時間も長いので、1日1回で効果は持続します。薬価も考えると、まとめて大きな剤形で使っていく方が経済的です。

※2015年12月16日現在の薬価です。

 

まとめ

ラミクタール錠は最高血中濃度到達時間が1.7~2.5時間、半減期が30.5~37.9時間となっています。有効血中濃度は5~11μg/mLといわれています。

少量からゆっくりと増量していき、はじめの2週間は25mgから開始していくことが一般的です。デパケンやテグレトールと併用するときは、用量に注意しましょう。

ラミクタールは新しい薬なので薬価が高く、まだジェネリックも発売されていません。