エビリファイ錠3mg・6mg・12mg・24mgの薬価と使い方

アイコン 2015.12.24 エビリファイ

エビリファイは、2006年に発売された第二世代抗精神病薬(非定型抗精神病薬)です。

エビリファイの錠剤としては、3mg・6mg・12mg・24mgの4つの規格が発売されています。ここでは、エビリファイ錠3mg・6mg・12mg・24mgの実際の使い方や薬価についてご紹介していきます。

エビリファイの効果について詳しく知りたい方は、
エビリファイ錠の効果と特徴
をお読みください。

 

1.エビリファイ錠の使い方

エビリファイは最高血中濃度到達時間が3.6時間、半減期が61時間の非定型抗精神病薬です。統合失調症では6~12mgから開始してすぐに増量することが多いです。躁状態では12mgから、うつ状態では1.5~3mgから使われます。最大30mgまで使えます。

エビリファイを服用すると、4.8時間で血中濃度がピークになります。そこから少しずつ薬が身体から抜けていき、28.5時間ほどで血中濃度が半分になります。

この血中濃度がピークになるまでの時間を「最高血中濃度到達時間」、血中濃度が半分になるまでを「半減期」といいます。

 

このため、1日1回の服用でも効果がしっかりと持続するお薬です。一番服用しやすい時間帯を見つけて飲むようにしましょう。多くの場合が夕食後や就寝前になります。

エビリファイの添付文章では、統合失調症・躁症状・うつ病で用法が異なります。まとめると以下のようになります。

統合失調症では、多くの場合12mgから始めます。興奮や攻撃性が強い方では、すぐに24mgまで上げてしまいます。躁症状では、添付文章通り24mgから開始します。うつ病では、抗うつ剤で十分な効果がない時に使われます。少量で使うことで効果が増強されるので、1.5~3mgから使っていきます。

エビリファイは作用時間が長いので、効果が安定するまでには2週間ほどかかります。このため、じっくりと効果を見ていく必要があります。

エビリファイは副作用が全体的に少なく、量を増やしても大きく変わらない傾向にあります。このため、飲み始めに問題がなければ、思い切って量を増やすことが多いです。症状が落ち着いてきてから少しずつ減量していくことで、適切な量を見つけていくお薬です。

 

2.エビリファイ錠の薬価

エビリファイは、統合失調症や双極性障害では高用量で使うので、薬価が高くなりがちです。錠剤とOD錠は薬価がかわりませんが、内用液では3倍の薬価になります。

ジェネリックが発売されると薬価は安くなるのですが、エビリファイ錠ではまだ発売されていません。新しい抗精神病薬はどれも薬価が高く、エビリファイも例外ではありません。それでは、エビリファイの薬価をみてみましょう。

<先発品>

商品名 剤形 薬価
エビリファイ錠 3mg 97.1円
エビリファイ錠 6mg 184.4円
エビリファイ錠 12mg 350.4円
エビリファイ散 1% 197.9円/g
エビリファイ内用液 0.1% 98.1円/ml
エビリファイOD錠 3mg 97.1円
エビリファイOD錠 6mg 184.4円
エビリファイOD錠 12mg 350.4円
エビリファイOD錠 24mg 665.9円

 

エビリファイはうつ病の患者さんでは低用量で使うので、そこまで薬価は高くありません。双極性障害や統合失調症では高用量で使うことが多く、薬価はとても高くなります。

エビリファイにはさまざまな剤形が発売されています。粉薬である散剤や、液薬の内容液、口の中に入れるとすぐに溶けてしまうOD錠が発売されています。

エビリファイの普通の錠剤とOD錠では、薬価が同じになります。エビリファイOD錠にもメリット・デメリットがありますので、詳しく知りたい方は、「エビリファイOD錠の効果と副作用」をお読みください。

エビリファイの内容液は、非常に薬価が高いです。同じ量の錠剤と比べると、3倍の薬価になります。内用液について詳しく知りたい方は、「エビリファイ内用液の効果と副作用」をお読みください。

※2015年11月21日現在の薬価です。

 

まとめ

エビリファイは最高血中濃度到達時間が3.6時間、半減期が61時間の非定型抗精神病薬です。統合失調症では6~12mgから開始してすぐに増量することが多いです。躁状態では12mgから、うつ状態では1.5~3mgから使われます。最大30mgまで使えます。

エビリファイは、統合失調症や双極性障害では高用量で使うので、薬価が高くなりがちです。錠剤とOD錠は薬価がかわりませんが、内用液では3倍の薬価になります。

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