AGA(男性脱毛症)の心強い味方、プロペシア!気になる価格は?通販は大丈夫?

アイコン 2017.3.30 プロペシア

プロペシア錠(フィナステリド)は、5α還元酵素阻害薬に分類される「男性における男性型脱毛症」(AGA)治療薬です。AGAとは簡単に言うと、男性の「はげ」のことです。AGAは男性のホルモン増加に伴い毛根が減退して起こります。

プロペシアは、このAGAのホルモンに関与する5α還元酵素を阻害することで、徐々に髪の毛が生えてくるお薬です。

プロペシアは2005年にMSD社から発売されたお薬ですが、自費診療になるため10割負担になります。そのため、プロペシアの薬価や実際にかかる価格が気になるところです。

特にプロペシアは数日飲んで効果が発揮するお薬ではなく、毎日飲み続けることで効果を発揮するお薬です。そのため数ヶ月~数年、あるいは数十年と飲み続けるお薬です。

現在はプロペシアのジェネリック医薬品も多数登場して、価格も安くなっています

病院によって価格はまちまちですが、大まかな目安を含めてプロペシアの薬価・価格について記載していきます。

 

1.プロペシアの薬価・実際購入する際の価格は?

プロペシアの細かい価格は発表されていません。また多くのジェネリック医薬品も登場していますが、そこまで大きな差はありません。クリニックによりますが、7500円から1万円で購入できます。

プロペシアは自費診療のお薬のため、薬価というのが発表されていません。さらに2005年に発売されたお薬のため、ジェネリック医薬品としてフィナステリドが登場しています。発売会社として

など複数の会社が発売しています。しかしプロペシア、ジェネリック医薬品であるフィナステリド含めて、薬価が決められていません。つまり、薬の卸業者とクリニックの交渉になるので、全て同じ値段で売られているわけではないのです。そのため正確な値段は不明です。大まかな目安としては、28日分で

で取引されていることが多いです。しかし、大切なのはプロペシアの薬価ではなく、実際にいくらかかるか?の方だと思います。プロペシアは薬代だけでなく、診察代もかかります。そのため、薬代=実際にかかる価格というわけではありません。

全国的に平均して、月に7500円から1万円で発売しているところが多いです。これはジェネリック医薬品であるフィナステリドも大体同じ価格のことが多いです。ただし、

など完全にクリニックに任せられているため、単純にプロペシアの購入価格だけで比較しているランキングを鵜呑みにするわけにはいきません。(ほとんどがアフィリエイトで、広告料金が高いものを紹介しているだけです。)

プロペシアを購入する方は、

など、様々な要素を考えて購入された方が良いでしょう。

などなどの意見をよく耳にします。プロペシアは、数回内服しただけでは全く効力を発揮しないお薬です。むしろプロペシア投与2週間は初期脱毛といって、髪が一時的に薄くなる人もいます。添付文章でも、最低6か月はプロペシアの効果判定に時間を要すように記載されています。

髪の毛のサイクルを考えると、2年~6年程度と長い期間プロペシアを内服し続けて効力を発揮することが多いです。そのためプロペシアの価格だけ見てクリニックを選択するのではなく、無理なく通い続けられるクリニックを選択するようにしましょう。

 

2.プロペシアはなぜ自費診療なの?

AGA(ハゲ)は美容の問題です。そのため美容にまで国がお金を補助してくれないため、自費診療になります。

プロペシアの薬価、価格は内服する方の多くの問題になります。自費診療のため価格はクリニックによってまちまちですし、まず非常に高いため継続するにしても経済的理由で難しい人もいるかもしれません。

人によっては他の薬と比べてなぜこんなに高いんだろう?と疑問に思う方もいるかもしれません。それは保険制度で認められている病気は国が一部を補助してくれますが、AGA(ハゲ)の治療に関しては美容の問題であるため、国が補助してくれないからです。

多くの医療は保険制度の名のもと、価格が細かく規定されています。全てのお薬は0.1円単位できっちりと価格設定されています。さらに保険診療であれば、「3割負担」「1割負担」など、薬価の一部を支払って購入することができます。しかしプロペシアは、10割全て自分で支払う必要があります。

日本は国民皆介護保険のため、全ての方が保険で治療費の一部が支えられます。それこそ全く収入がない方は生活保護者として、医療費が全額補助されるのです。

そのため3割負担の人は7割、1割負担の人は9割を健康保険組合で払ってくれているのです。一方で、このお金はどこから払われているかというと、我々の社会保険料や税金です。そのため国も気前よくどんな病気に対しても負担し続けると、しっぺ返しで我々の税金が高くなるというジレンマに陥ります。

そのため、保険制度で認められる病気や治療は細かく規定されているのです。

これらに対しては、国は積極的に保険を認めています。2016年、肺癌に対して「オプジーボ」という非常に高いお薬が登場しました。このオプジーボは、発売当初の価格で1年間続けると1人あたり約2000万円という非常に高いお薬でした。

しかし肺癌は命に関わる病気のため、国が高額医療制度などのシステムを使い、お金がない方でもオプジーボを使用できるように負担しています。このように、どんなに高くても命に関わる病気であれば保険は適応されます。

一方でAGAはどうでしょうか?

これらの問題は、直接健康を損なうわけではありません。美容の問題です。そのため国も、皆の税金を個人の美容に使うわけにはいかないため自費診療となっているのです。

決してプロペシアの安全性が確認できていないから国が保険適応してないわけではないので、安全性に関しては安心して使用してください。

 

3.プロペシアを通販・個人輸入するのは?

医師からするとプロペシアを通販、個人輸入するのは絶対にやめてください。ネット購入して何か副作用が出現した場合、自己責任になります。

このページを見られている方は、プロペシアの値段を非常に気にされている方かと思います。インターネットで情報を集めると、

などで非常に価格が安く手に入るのが分かると思います。そのため多くの方が、

などメリットを感じるかもしれません。実際に『プロペシア 輸入』で検索すると、

などの様々な国名が挙がります。しかし医師の立場から言わせてもらうと、これらの通販や個人輸入は非常にリスクが高いです。理由としては、

  1. 本当にプロペシアの成分が入っているのか怪しい
  2. 注文したお薬の中に危険な成分が入ってることがある
  3. 個人で購入する際、副作用が出現しても自己責任になる

など様々な問題が隠れています。まず安く購入できるということは、成分がちゃんと入ってるのか怪しいです。それだけではなく、体を害する成分が混入している可能性もあります。

プロペシアの主成分はフィナステリドです。このフィナステリドは、テストステロン(いわゆる男性ホルモン)をより活性の高いジヒドロテストステロンに変換する2型の5α還元酵素を阻害するお薬です。つまりプロペシアは、男性ホルモンの活性化を抑えることで徐々に効果を発揮します。

このフィナステリドの作用は、元々アメリカのメルク社が前立腺肥大症や前立腺癌の抑制のために作った製品です。そのため通販や個人輸入を勧めるサイトは、プロペシアにこだわる必要はなく、この主成分であるフィナステリドが入っている薬であれば何でも良いという考えで勧めてきます。海外でフィナステリドが含まれているお薬として、

などの名前が挙げられます。これらは非常に安く購入できるサイトもありますが、一方でこれらは、

などが国(厚生労働省)から保証されているものではありません。インターネットでは「効果あり」といくらでも文字でアピールできますが、チェックされたわけではないのです。医師から見るとこういったお薬の中には、

など危険がたくさんです。実際厚生労働省のホームページにも、個人輸入の危険性を喚起するページがあります。そのページの中でも危険性が書かれています。実際に被害にあわれたケースも厚生労働省は取り上げられています。多くは成分が違った、未申告の成分が含まれていたなど危険な例です。

ただしこれも氷山の一角で、まだまだ多くの危険な事例があったと思います。人によってはそもそも薬の副作用が出ても、薬の副作用かどうか判断できなかった症例も多いでしょう。

さらに最も重要なのが、副作用が出ても自己責任になる点です。先ほどあげた厚生労働省のページでも、

日本国内で医薬品医療機器等法を遵守して販売等されている医薬品については、それを適正に使用したにもかかわらず重大な健康被害が生じた場合に、その救済を図る公的制度(医薬品副作用被害救済制度)があります。しかし、個人輸入された医薬品による健康被害については救済対象となりません。

難しいことが色々記載されていますが要は、「国が承認していないお薬を勝手に飲んでも国は知りません。自己責任でお願いします。」ということになります。この世に絶対に安全なお薬は存在しません。

プロペシア自体も、

などの副作用が生じますし、場合によっては重篤な肝機能障害が起こります。さらに妊娠女性の方が間違って触っただけでも、胎児に影響があり得るお薬です。プロペシアの副作用と安全性について詳しく知りたい方は、「プロペシアの副作用と安全性について」を一読してみてください。

プロペシアの主成分が含まれているお薬を内服して、もしこれらの重篤な副作用が出ても、先ほどの国の保険制度の対照とはならないため、自費になってしまいます。さらによく分からない成分の副作用が出現した場合は、ほとんどの病院はお手上げになって命に関わる可能性があります。

このように気軽に個人輸入に手を出すと、何か起こった時に手遅れになる可能性があります。

こんな風に取り返しがつかなくなる前に、ネットでの購入は控えてください。ネットは効果ばかりを強調して、リスクの部分を隠す傾向が強いです。また、お金を儲けることを第一に考えているため、何か起こっても絶対に助けてくれません。

わずかなお金をケチって大切な健康を失わないよう、プロペシアはクリニックで購入するようにしましょう。

 

まとめ

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