オンラインカウンセリング「cotree(コトリー)」

アイコン 2016.4.18 カウンセリングサービス
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みなさんはオンラインでカウンセリングを受けられるサービスがあることをご存知でしょうか?オンラインカウンセリングサービスのcotree(コトリー)さんをご紹介したいと思います。

カウンセリングを探された方はお分かりかと思いますが、料金は非常に高いです。その相場は、1回45~60分ほどのカウンセリングで6000~8000円ほどします。諭吉さんが必要なこともあります。

ここまで金額が高いのにもいろいろな理由があるのですが、そのひとつは落ち着いた部屋で1対1でカウンセリングをするためです。

コトリーさんではオンラインという形ですので、場所と時間を効率化できます。これによって低価格でのカウンセリングを提供しています。オンラインカウンセリングサービス「cotree(コトリー)」さんをご紹介させていただきます。

 

1.コトリーさんの2つのサービス

対話によるオンラインカウンセリングサービスと、文章によるパートナプログラムの2つのサービスがあります。

コトリーさんでは、2つの大きなサービスがあります。まずはさらっと2つのサービスの概要をお伝えします。

オンラインカウンセリングでは、無料でビデオ通話ができるSkypeを利用してカウンセリングを行います。自宅にいながらにしてカウンセラーと画面越しに向き合いながらお話ができます。

料金は45分4000~6000円と、カウンセラーによって差があります。臨床心理士をはじめ、産業カウンセラーなどの有資格者、その他様々な民間資格のカウンセラーもいらっしゃいます。

オンラインで予約状況を確認して、好きな時間帯で希望のカウンセラーさんの予約ができます。初回に限りカウンセラーさんと相性が悪ければ、3回までは返金してもらうこともできます。

 

パートナープログラムでは、カウンセラーとのメッセージでのやり取りと教材を使ってサポートしていくサービスです。

期間を決めてパートナーのカウンセラーと一緒に、心の問題に向き合っていきます。料金は1週間3000円・1ヶ月1万円・3か月2.5万円になります。

メッセージのやりとりは期間内は無制限となっていて、日記や診断テスト、教材を使いながらサポートしていくサービスです。

 

2.オンラインカウンセリングサービスについて

まずは、コトリーさんのメインサービスであるオンラインカウンセリングサービスについてご紹介します。

まずはオンラインカウンセリング自体のメリットとデメリットをお伝えし、それを踏まえてコトリーさんのサービスをみていきたいと思います。

 

2-1.オンラインカウンセリングのメリットとデメリット

オンラインカウンセリングでは手軽さがメリットですが、カウンセリングの内容や医療との連携、カウンセラーの質という面でデメリットもあります。

オンラインカウンセリングにも、最近はいろいろなサービスがリリースされています。まずはオンラインでカウンセリングを行えるメリットから見てみましょう。

オンラインの良さは、その手軽さにあるといえるでしょう。一方でデメリットとしては、

このようなことがあげられます。オンラインカウンセリングでは、対面よりも手軽にできることが最大のメリットです。カウンセリングをじっくりと行った方がよい患者さんがいても、精神疾患で苦しんでいる患者さんは経済的にも余裕がありません。カウンセリングは金銭的なハードルが高く、あきらめざるを得ないこともよくあります。

また、話をしっかりとするだけで解決することなどもあります。病院にいって治療をうけるレベルになる前に、カウンセラーに相談して気持ちが楽になってのりきれることもあるでしょう。

デメリットもありますがオンラインカウンセリングも、心の治療を支える有効な手段と思います。

対面カウンセリングの実情について詳しく知りたい方は、「カウンセリングはどうして高いのか?カウンセリングの実情と選び方」をお読み下さい。

 

2-2.コトリーさんのオンラインカウンセリングの特徴

オンラインカウンセリングとしてのデメリットはありますが、しっかりと有効なオンラインカウンセリングとなるように誠意をもってとりくまれていると感じます。

オンラインカウンセリングのメリット・デメリットをふまえて、コトリーさんのオンラインカウンセリングサービスをみていきましょう。

コトリーさんのカウンセリングサービスの最大の魅力は、オンラインで効率化できる部分を価格に還元してくれている点です。

1回の時間を25分くらいに短く設定して見せかけの金額を落としているところもありますが、コトリーさんではきっちりと45分の時間を確保して価格を抑えています。

対面カウンセリングのほとんどが、45分~50分を1回のセッションとしているには理由があります。ひとつのテーマをじっくりと向き合うには時間が必要ですが、集中力も考えるとこれくらいの時間がベストなのです。

そういう意味では、コトリーさんはしっかりとしたカウンセリングをできるだけ負担が少ない形で提供したいという理念が伝わってきます。

オンラインカウンセリングのデメリットについてみていきましょう。

カウンセラーの質に関しては、オンラインなのでカウンセラー同士で相談したり、教育したりということができません。コトリーさんでは、カウンセラーを登録する段階でしっかりと選考を行っています。さらにクライアントからの評価を通して、カウンセラーさんの質を保っています。初回に3回まで、カウンセラーさんの相性を確かめることもできます。

その一方で、オンラインとしての限界は避けられません。画面越しでは対面と異なり、表情や動作、接触感などは伝わりづらいのです。そしてオンラインは手軽な反面、カウンセリングをして自分の問題に向き合うというモチベーションを保ちにくくなってしまいます。

医療との連携も取りずらい点も仕方がありません。医療機関でのカウンセリングでは、医者が治療の全体を管理としながらカウンセラーが精神療法を行っていきます。調子が悪いときにはカウンセリングは病状の悪化に繋がってしまうこともあります。また、主治医とカウンセラーで問題点の共有することもできます。(カウンセラーさんに話した内容は話しません)

こういったオンラインによるデメリットを解消できない部分もありますが、コトリーさんではしっかりと有効なオンラインカウンセリングとなるように誠意をもってとりくまれていると感じます。

 

3.パートナープログラムについて

コトリーさんのパートナープログラムについてご紹介していきたいと思います。

パートナープログラムとは、既存のサービスでいうとメールカウンセリングに近いと思います。まずはメールカウンセリングについてメリットとデメリットをお伝えし、その上でパートナプログラムについて考えていきましょう。

 

3-1.メールカウンセリングのメリット・デメリット

メールカウンセリングは文章という形なので、話をしていくカウンセリングとは全く別物と考えた方がよいです。漠然と行うことはとても難しいです。

メールカウンセリングは、カウンセラーとのメールでのやり取りを通してカウンセリングをするサービスです。私も以前、このサイトを通じてメールカウンセリングのようなことをしたことがあるので、その経験も踏まえてお伝えします。(※現在は申し訳ありませんが、行う余裕がありません)

オンラインの良さは、その手軽さにあるといえるでしょう。一方でデメリットとしては、

メールカウンセリングは、話すカウンセリングとは全くの別物です。最大の違いは、考える時間があるかどうかです。話すときには、その場で思ったことを形にします。それに対して文章では、じっくり考えながら形にする時間があります。

文章にして書くこと自体で考えが整理されて有効なこともありますが、書くことは意識しながら行う作業なので、自分の無意識の部分が隠れてしまうことが多いです。ですからメールカウンセリングは、漠然としたやり方では表面的な満足で終わってしまう可能性があります。

話を耳から聴くよりも、文章を目で見た方が理解しやすい方もいらっしゃいます。情報を理解するには、聴覚優位な人もいれば視覚優位な人もいます。例えば発達障害の方は、視覚優位な方が多いので、文章の方が理解しやすいこともあります。

メールカウンセリングは、カウンセラーとメールでのやり取りになりますので手軽に行うことが出きます。金銭的にも安くてすみますし、メールなので相手と顔を合わせることもありません。

ですがメールカウンセリングは、対面カウンセリングよりもクライエントの情報が圧倒的に少ないです。このため、相手の状態を正しく判断できない部分があるでしょう。また文章は読む人によって、解釈が変わってしまうことがあります。この点からもメールカウンセリングは、漠然と行うことは難しいと思います。

 

3-2.コトリーさんのパートナープログラムの特徴

認知行動療法をベースにした、カウンセラーによるメールサポートサービスと思われます。

コトリーさんのパートナープログラムでは、4つのツールを使ってメールカウンセリングを行っていきます。

自分の課題や目標は、常に意識をしていく必要があります。カウンセラーさんとのやり取りをしていく中で気づきがあったとしても、時間がたつと忘れてしまいます。気づいてきたことを、本人とカウンセラーの双方向でまとめておきます。

メールカウンセリングでは、あまり抽象的なことは扱えません。具体的で現実に即した治療法を進めていく必要があります。心理療法には様々なものがありますが、認知行動療法的な関わりがメールカウンセリングには適しているでしょう。

認知行動療法について詳しく知りたい方は、「認知行動療法とはどういう治療法なのか」をお読みください。

コトリーさんのパートナープログラムも、認知行動療法をベースとしたメールでのサポートサービスと思われます。ダイアリーという形で、日々の気分や出来事を記述していきます。これをもとにカウンセラーがアドバイスをしていくのでしょう。

ライフバランス診断によって、どんなところに問題を抱えているのかを見えるようにします。これらを踏まえて偏った認知のパターンを見つけ出し、それを現実的で柔軟なものに変えていきます。

カウンセラーが必要に応じて、教材やワークなどを紹介してくれます。知識として学びながら、少しずつ自分自身の考え方や行動を変えていきます。

 

まとめ

実はコトリーの社長の櫻本さんとは、面識をいただいております。熱い想いで作られているサービスで、私自身もこのようなサービスが多くの方に知っていただけたらと思い、この記事を書かせていただきました。

コトリーさんのサービス紹介を引用させていただきます。

「cotree」は、不安やこころの不調を抱えたときに、専門家のサポートを得ながら問題を整理し、目指す方向に向かって自分自身を変化させていく場で す。健康に美しくなるために通うフィットネスジムのように、しなやかな心で、自分らしさを保ちながらも環境に適応し、よりよく生きるための「心のフィット ネスジム」を目指しています。

私は精神科医として診療に当たっていますが、誰かに早く相談できれば悪化せずに防げたこともあります。誰かに相談することで、より豊かな生き方ができることもあります。

ご興味をお持ちになられた方は、コトリーさんのホームページをぜひご覧ください。