身体表現性障害(心身症)をSDSC・SSDでセルフチェック

アイコン 2016.8.9 診断テスト・チェックリスト

身体表現性障害とは、心理的な要因から様々な症状が認められていて、身体疾患で説明がつかないような病気です。

身体表現性障害では確かに身体症状がみられていて、いくつかは明らかな身体の病気を生じることもあります。内科からみると、心身症に含められる病気です。

身体表現性障害では、実に様々な症状が認められます。いわゆる自律神経失調症としての症状から、ストレスが身体化した症状、神経衰弱症状まで様々です。

SDSCは身体表現性障害のチェックリストとして開発され、SSDは身体表現性障害のスクリーニング検査として開発されました。

ここではSDSC・SSDから、身体表現性障害(心身症)の症状を網羅的にチェックしていきましょう。

 

1.SSDとは?

患者さんが自分で答えることができる、身体表現性障害のスクリーニング検査になります。

SSD(Screener for Somatoform Disorders)とは、訳すと「身体表現性障害のためのスクリーニング検査」となります。

WHOで1993年に行われた国際共同研究に基づいてつくられたもので、身体表現性障害でみられる代表的な12の症状を確認していきます。

12の症状があるかどうかを順番に答えていくだけなので、患者さん本人が回答していくことで出来るスクリーニング検査になります。

この12の症状のうち、3つ以上が3か月以上続いている場合は、身体表現性障害が疑われます。

 

2.SSDで身体表現性障害(心身症)をチェック

  • あなたはこれまで以下の問題のために、
  • 3か月以上続けて、ひどく困ったことがありますか?
  • その場合は、症状にチェックをしてください。
  • チェック3個以上で、身体表現性障害の疑い

 

3.SDSCとは?

身体表現性障害でみられる症状を網羅的にチェックして、それをもとに診断を進めていくものになります。

SDSC(Somatoform Disorders Symptom Checklist)は、訳すと「身体表現性障害の症状チェックリスト」になります。

こちらもSSDと同様に、WHOの1993年の共同研究において開発されたものです。身体表現性障害でみられる60の症状に対して、網羅的にチェックしていきます。これにより、症状を余すことなく把握することができます。

これらを踏まえて、

これらを確認して、身体表現性障害を細かく診断していきます。

 

4.SDSCで身体表現性障害(心身症)の症状をチェック

SDSCは診断も含めて行っていくものですが、ここでは身体表現性障害の症状チェックリストとしてご紹介します。