ゼチーアをダイエット目的で処方された方へ。ゼチーアで痩せるって本当?

2017.4.5 ゼチーア

ゼチーアは、小腸のコレステロールトランスポーターを選択的にブロックする脂質異常症のお薬です。主にLDL(悪玉コレステロール)が高値の時に使用します。

一方で最近ゼチーアを痩せるため、ダイエット目的で処方されるケースが散見されます。一見するとコレステロールを吸収阻害するのであれば、ダイエットに使用できるような気がしますよね?

しかしゼチーアは痩せる効果というのがほとんどありません。私たちが痩せるためには脂質よりもカロリーを制限する方が効果的なのです。

ここではゼチーアはダイエットして効果がほとんどないことを説明したいと思います。


ゼチーア錠の副作用と安全性

2017.4.2 ゼチーア

ゼチーアは、主に脂質異常症・高脂血症・高LDL血症といった病名に小腸コレステロールトランスポーター阻害剤です。小腸からコレステロールが吸収されるのを防ぐことでLDLを下げる効果があります。

ゼチーアはLDLコレステロールを下げる力が非常に強いですが、小腸に作用するため下痢や便秘、腹痛などの消化器症状が出現します。

一方でゼチーアはスタチン系の効果が不十分な時に追加する第二選択薬として使用されることが多いです。スタチン系と併用する時、重度な肝機能障害があると使用することができません。

ゼチーアの内服が開始された方は、1日や2日といった短い期間ではなく、長期間続けることになります。ここでゼチーア錠の副作用と安全性についてしっかりと確認していきましょう。


ゼチーア錠(エゼチミブ)の効果と特徴

2017.4.1 ゼチーア

ゼチーア錠(一般名:エゼチミブ)は、2007年からMSD製薬会社より発売されたお薬になります。「小腸コレステロールトランスポーター阻害剤 」という種類に分類される、コレステロールを下げるお薬です。

ゼチーアは、食事摂取したコレステロールの吸収を阻害することで、おもに悪玉(LDL)コレステロールを下げるお薬です。悪玉コレステロールは直接動脈硬化を引き起こす原因になるため、LDLが高い場合はまずスタチン系を選択します。

ゼチーアは、スタチン系でも効果不十分な場合に追加投与する第二選択薬としての位置づけです。

しかしながら脂質異常症の治療の基本は、食事制限と運動療法です。スタチン系が効かなくてゼチーアを追加しても、日常生活を見直さないと脂質異常症は改善しないため注意しましょう。

ここでは、ゼチーアの効果と特徴についてまとめていきます。