桃核承気湯の効果と副作用

2016.11.2 心に効く漢方薬

漢方では「気血水」の流れのバランスをとることが重要とされ、各々が体を滞りなく循環していることがよい状態です。

漢方は、五臓と体を循環する「気血水」の異常を治療しますが、その異常のひとつとして「瘀血」があります。

「瘀血」とは、簡単にいうと、血の巡りが悪くなることです。特に月経のある女性は、瘀血になると体の各所にさまざまな症状が出やすくなるため、血の流れを整えておくことが重要です。

「気血水」は互いに影響しあって循環しているため、一つに異常が出ると他の2つにも影響が出ます。瘀血が影響した症状の一つに、「気逆」の症状が出やすい人がいます。

「気逆」になると血圧が高くなりがちで、のぼせやすくなったり精神的にイライラして、不安定になりやすくなります。生理前後のこういった症状を月経前緊張症(PMS)といい、更年期障害でも同じような状態となり症状が認められます。

桃核承気湯は「瘀血」の状態を改善し、それに伴う各症状を改善する働きをします。血流をよくすることで「気逆」も改善し、体の不快症状だけでなく精神不安も鎮める効果があります。

ここでは、病院で処方される桃核承気湯の効果と副作用についてお伝え していきます。


当帰芍薬散の効果と副作用

2016.9.11 心に効く漢方薬

当帰芍薬散は、主に女性特有の慢性症状に処方される漢方薬です。月経困難や冷え性、浮腫などに効果的で、妊娠中の女性の安定剤として使われることも多いです。

不妊や産前産後、また流産後の体調回復に効果があるとされます。妊娠中の体調維持にも使われます。

血の巡りをよくすることで、体の隅々に血を行き渡らせて体を温め、冷えを解消します。それと同時に余分な水分を排出し、浮腫や水太りを解消します。

さらに女性ホルモンのバランスを整えるともいわれていて、女性ホルモンの変動による心身の症状である「血の道症」を軽減してくれます。

当帰芍薬散は、貧血で痩せ型の弱々しく疲れやすい体質の人に向いています。

ここでは、病院で処方される当帰芍薬散の効果と副作用についてお伝えしていきます。


酸棗仁湯の効果と副作用

2016.7.12 心に効く漢方薬

年を取って体力が衰えたり、過度なストレスを受けたり、労働が過酷だったりすることによって心身が疲れてしまうと、身体に流れている「気」が弱くなります。

このような状態を漢方では「気虚」といい、これは身体のエネルギーが少なくなってしまっている状態です。このようなときに眠れなくなったり、抑うつ状態になったり、神経症や自律神経失調症になることがあります。

酸棗仁湯は神経を鎮めて、寝つきを良くする効果のある漢方薬として昔からよく使われてきました。体力があまりなく、心身が疲労していて眠れない人に向いている漢方や鵜です。

病院で処方される睡眠薬とは違って、酸棗仁湯はすぐに眠気が出てくるような効き方ではありません。ですが飲み続けていくことで、ストレスが和らいで眠りやすくなっていきます。

ここでは、病院で処方される酸棗仁湯の効果と副作用についてお伝えしていきます。


桂枝加竜骨牡蛎湯の効果と副作用

2016.5.15 心に効く漢方薬

桂枝加竜骨牡蛎湯は、イライラしたり興奮したりする方にも、疲弊して倦怠感や意欲低下が目立つ方にも使われる漢方薬になります。

桂枝加竜骨牡蛎湯は、ストレスなどによって神経が高ぶっている状態を改善してくれます。ストレスによって消耗している状態を神経衰弱といったりしますが、そのような時にも桂枝加竜骨牡蛎湯がよく使われます。

このような漢方薬なので、やせ気味で体力が衰えており、顔色が悪くて心身が繊細で、体質が虚弱な人に処方される漢方薬です。

このような精神症状以外でよく使われるケースとしては、心身の疲労から精力減退している場合です。男性だけでなく女性でも、腹部のドキドキや生理不順があるときに使われます。

ここでは、病院で処方される桂枝加竜骨牡蛎湯の効果と副作用について、詳しくみていきたいと思います。


甘麦大棗湯の効果と副作用

2016.4.28 心に効く漢方薬

甘麦大棗湯は、一般的には子どもや女性に使われることの多い漢方薬です。イライラや興奮を鎮める効果が期待でき、情緒が不安定なときに使われる漢方薬です。

甘麦大棗湯は、ソースなどの甘味料である甘麦、パンの減量である小麦、ナツメのみである大棗の3つの生薬を合わせたものです。普通に日常的な食品の組み合わせですが、3つが合わさることで鎮静作用が期待できるので面白い漢方薬です。

漢方薬甘麦大棗湯の効果は漢方薬の中では早く、頓服薬としても処方することもあります。ここでは、病院で処方される甘麦大棗湯の効果と副作用についてお伝えしていきます。


柴胡桂枝乾姜湯の効果と副作用

2016.4.9 心に効く漢方薬

柴胡桂枝乾姜湯は、神経が過敏になってしまって身体症状や精神症状がみられている方に使われる漢方薬です。

心身がストレスを受けたり不安定な精神状態が長引いたりすると、身体の中の「気」の流れが滞ります。「気」の流れが滞ると、のどが詰まったり胸が張ったり、眠れなくなったりといった症状があらわれます。

柴胡桂枝乾姜湯には、炎症を鎮めながら気の流れをよくする働きがありますので、神経過敏による症状を改善させていくのです。

ここでは、病院で処方される柴胡桂枝乾姜湯の効果と副作用についてお伝えしていきます。


黄連解毒湯の効果と副作用

2016.3.18 心に効く漢方薬

身体の機能が活発になりすぎているとき、身体がほてったりイライラしたりすることがあります。このような状態のとき、不眠やめまい、高血圧などの症状が出る場合があります。これらの症状をおさえる漢方薬が「黄連解毒湯」になります。

黄連解毒湯には、身体にこもっている熱や炎症を取ったり、活発になりすぎている身体の機能を鎮めたりする働きがあります。これにより、イライラが目立つ精神的に不安定な方に使われることが多いです。

それ以外にも多汗症や二日酔いなどに使われたり、炎症を抑える働きがあるのでにきびや口内炎、アトピー性皮膚炎などに使われることもあります。

黄連解毒湯は比較的体力が充実している人に向いている漢方薬で、虚弱体質で冷え症の人には向きません。ここでは、病院で処方される黄連解毒湯の効果と副作用についてお伝えしていきます。


柴胡加竜骨牡蛎湯の効果と副作用

2016.3.12 心に効く漢方薬

神経が高ぶった状態になると、動悸や不眠などの症状が現れます。柴胡加竜骨牡蛎湯は、このような症状を鎮めるために用いられます。

柴胡加竜骨牡蛎湯には精神安定作用があるため、心身ともに穏やかにさせてくれるのです。比較的体力がある方に用いられる漢方薬で、虚弱体質な方には向きません。漢方薬の中では、比較的効果が強いものになります。

柴胡加竜骨牡蛎湯は、不安や緊張が強いさまざまな病気で使われます。女性では、更年期障害などでも使われます。

ここでは、病院で処方される柴胡加竜骨牡蛎湯の効果と副作用についてお伝えしていきます。


抑肝散加陳皮半夏の効果と副作用

2016.3.10 心に効く漢方薬

漢方の世界でいう「肝」には、感情をコントロールする役割があると考えます。この「肝」を抑える漢方薬が抑肝散加陳皮半夏になります。同じ漢方の抑肝散に対して、陳皮と半夏という胃薬に相当する生薬が加わったものが抑肝散加陳皮半夏です。

抑肝散加陳皮半夏は、「イライラする」 「興奮している」状態を落ち着かせてくれる漢方薬です。このように神経の高ぶりをおさえてくれるだけでなく、筋肉の緊張をゆるめてくれる作用もあります。

漢方薬の中でも有効性がしっかりと実証されていて、科学的な効果の裏付けもされています。抑肝散加陳皮半夏は安全性も高いので、老人や子供にも使われることが多いです。

イライラや不眠などの精神症状に使われることが非常に多く、認知症の周辺症状にはまず初めに使われます。その他にも、手足のけいれんや子供のひきつけなどに使われる漢方薬です。

ここでは、病院で処方される抑肝散加陳皮半夏の効果と副作用についてお伝え していきます。


抑肝散の効果と副作用

2016.3.5 心に効く漢方薬

漢方の世界でいう「肝」には、感情をコントロールする役割があると考えます。この「肝」を抑える漢方薬が抑肝散になります。

抑肝散は、「イライラする」 「興奮している」状態を落ち着かせてくれる漢方薬です。このように神経の高ぶりをおさえてくれるだけでなく、筋肉の緊張をゆるめてくれる作用もあります。

漢方薬の中でも有効性がしっかりと実証されていて、科学的な効果の裏付けもされています。抑肝散は安全性も高いので、老人や子供にも使われることが多いです。

イライラや不眠などの精神症状に使われることが非常に多く、認知症の周辺症状にはまず初めに使われます。その他にも、手足のけいれんや子供のひきつけなどに使われる漢方薬です。

ここでは、病院で処方される抑肝散の効果と副作用についてお伝え していきます。


帰脾湯の効果と副作用

2016.2.28 心に効く漢方薬

心の病では、漢方薬を使うことが身体の病気よりも多いかと思います。

どうしても精神科の薬には抵抗が強い方も多く、漢方薬を希望される患者さんも多いです。それだけでなく、不定愁訴(はっきりしない症状)という部分に漢方薬は強みがあります。

現代のような社会でストレスにさらされると心身が疲れてしまい、貧血や不眠症、精神不安などさまざまな症状に悩まされる人が多くいます。このような症状に対して使用される漢方薬に、「帰脾湯」があります。

帰脾湯は虚弱な体質を改善して、貧血や心身疲労を改善させる作用があります。また、不安や緊張、イライラや抑うつなどを抑え、寝つきをよくしてくれます。

したがって虚弱な体質の人の神経症や心身症に対して効果があるとされています。ここでは、病院で処方される帰脾湯の効果と副作用についてお伝えしていきます。


加味帰脾湯の効果と副作用

2016.2.24 心に効く漢方薬

心の病では、漢方薬を使うことが身体の病気よりも多いかと思います。

どうしても精神科の薬には抵抗が強い方も多く、漢方薬を希望される患者さんも多いです。それだけでなく、不定愁訴(はっきりしない症状)という部分に漢方薬は強みがあります。

現代のような社会でストレスにさらされると心身が疲れてしまい、貧血や不眠症、精神不安などさまざまな症状に悩まされる人が多くいます。このような症状に対して使用される漢方薬に、「加味帰脾湯」があります。

加味帰脾湯は虚弱な体質を改善して、貧血や心身疲労を改善させる作用があります。また、不安や緊張、イライラや抑うつなどを抑え、寝つきをよくしてくれます。

したがって虚弱な体質の人の神経症や心身症に対して効果があるとされています。ここでは、病院で処方される加味帰脾湯の効果と副作用についてお伝えしていきます。


加味逍遥散の効果と副作用

2016.2.18 心に効く漢方薬

心の病では、漢方薬を使うことが身体の病気よりも多いかと思います。

どうしても精神科の薬には抵抗が強い方も多く、漢方薬を希望される患者さんも多いです。それだけでなく、不定愁訴(はっきりしない症状)という部分に漢方薬は強みがあります。加味逍遥散の「逍遥」とは、ぶらぶらという意味です。あちらこちらの症状に対して効果が期待できる漢方薬ということになります。

加味逍遥散は、抑うつ気分や不安、不眠や疲労感、無気力などとった様々な精神症状に有効な漢方薬です。さらに血の巡りを改善するためによく処方されます。

このため女性向けの漢方薬で、生理や更年期にイライラや不安を持ちやすい人に効能を示します。血流を改善するので冷えにものぼせにも効き、婦人科でもよく処方されます。ここでは、病院で処方される加味逍遥散の効果と副作用についてお伝えしていきます。


半夏厚朴湯の効果と副作用

2016.2.7 心に効く漢方薬

心の病では、漢方薬を使うことが身体の病気よりも多いかと思います。

どうしても精神科の薬には抵抗が強い方も多く、漢方薬を希望される患者さんも多いです。それだけでなく、不定愁訴(はっきりしない症状)という部分に漢方薬は強みがあるのです。

半夏厚朴湯は、気の滞りを改善する気剤の中の代表的な漢方薬です。抑うつ気分や不安症状に対して用いられることの多い漢方薬です。うつ病や不安障害などでよく使われる漢方薬です。

ヒステリー球とよばれる咽喉頭部の違和感ではよく使われていて、「何かがつっかえる感じ」に有効な漢方薬です。ここでは、病院で処方される半夏厚朴湯の効果と副作用についてお伝えしていきます。