双極性障害(躁鬱病)で悩んでいる方へ、仕事や就職での対処法

2016.7.25 双極性障害/躁うつ病

双極性障害は、かつては躁うつ病と呼ばれていた病気です。「躁」と「うつ」という2つの気分の波を繰り返す病気になります。

双極性障害は若くして発症することが多く、その平均発症年齢は21.2歳と報告されています。ちょうど就職を控えた大学生や、仕事をはじめたばかりの社会人で発症することが多いのです。

躁状態ではバリバリと仕事が出来るものの、気持ちが高揚しすぎてしまって信じられないトラブルを引き起こしてしまうこともあります。うつ状態では心身が思うようについてこず、深い苦しみがあります。

こうした気分の波に振り回されていく中で、当たり前だった社会生活や日常生活が奪われていく病気なのです。

しかしながら双極性障害は、もともとのエネルギーが高い方が多いです。過去の偉人たちの中には、双極性障害をかかえていた方もいます。実業界で成功している方も少なくありません。

ここでは、双極性障害(躁鬱病)で悩んでいる患者さんへ、仕事や就職への対処法を一緒に考えていきたいと思います。


双極性障害の治療と病気とのつきあい方

2016.1.23 双極性障害/躁うつ病

双極性障害は、原因のわかっていない難しい病気です。脳に何らかの機能的異常が生じていると考えられていますが、その詳しいところは現在もわかっていません。

しかしながら脳の機能的な異常を整えるために、双極性障害では薬物療法が重要になります。躁状態やうつ状態という今の気分の波を改善するだけでなく、長い目で気分の相(病気になる期間)を少なくする必要があります。

双極性障害の治療は薬物療法だけではありません。家族を含めて病気を理解したり、生活リズムを大切にしながら精神療法を積み重ねていくことで、上手く付き合っていく必要があります。

ここでは、双極性障害の治療と病気の付き合い方について詳しくお伝えしたいと思います。


双極性障害に有効な治療薬とは?双極性障害の薬物療法

2016.1.22 双極性障害/躁うつ病

双極性障害では、薬物療法が非常に重要です。双極性障害は原因がわかっていない病気ではありますが、脳に何らかの機能異常があると考えられているためです。そのような機能の異常を、薬で上手く整えてあげる必要があります。

双極性障害とは、気分の波に伴って様々な症状が認められます。

気分が高揚している躁状態では、気持ちの高まりと同時に自尊心も強くなります。このような気分によって人と接するので、仕事や家庭においてトラブルとなってしまうことも多々あります。

気分が落ちこむうつ状態では、気分が滅入ってしまいやる気が起きなくなってしまいます。本人の中での苦痛が非常に大きいのです。その中で、比較的普通に生活できる寛解期(間欠期)もあります。

このような症状は、患者さんによっても違いがあります。目の前の症状だけでなく長い目で、患者さんごとに適切な薬を選んでいく必要があります。ここでは、双極性障害で有効な治療薬について詳しくお伝えしていきます。


双極性障害に抗うつ薬は効果があるのか

2016.1.20 双極性障害/躁うつ病

双極性障害は、躁状態とうつ状態という気分の波を繰り返す病気です。躁状態の症状が目立ちますが、患者さんの苦しみの深さも長さもうつ状態の方が長いのです。

双極性障害の治療は、気分安定薬が中心になります。しかしながら、うつ状態に効果のある気分安定薬は多くはありません。気分安定薬でうまくいかなかったときに抗うつ薬を使うべきかは、専門家でも意見が分かれています。

また、双極性障害では、合併症として不安障害がよくみられます。一般的に不安障害では抗うつ薬が効果的ですが、双極性障害の患者さんでは抗うつ薬は使うべきなのでしょうか?

ここでは、双極性障害における抗うつ薬の位置づけをお伝えしていきます。


双極性障害Ⅱ型でみられる症状と治療法

2016.1.19 双極性障害/躁うつ病

双極性障害(躁うつ病)は、躁とうつの気分の波を繰り返す病気です。

双極性障害には、その病気の経過によって双極性障害Ⅰ型とⅡ型に分けて診断をしていきます。双極性障害Ⅱ型は症状には大きな個人差があって、その程度が双極性障害Ⅰ型に限りなく近いものからうつ病に近いものまで様々です。

ここでは、双極性障害Ⅱ型の症状と治療について詳しくみていきたいと思います。


双極性障害(躁うつ病)の診断基準と診断の実際

2016.1.18 双極性障害/躁うつ病

双極性障害(躁うつ病)は、気分の高揚した「躁」と気分が落ち込んだ「うつ」を繰り返す病気です。

そう聞くと分かりやすい病気に聞こえるかもしれません。実際には非常に診断が難しく、専門家でも長年かけてようやく双極性障害の診断にたどりこともしばしばあります。

双極性障害の診断は、診断基準に基づいて過去の症状を問診していくことで行っていきます。しかしながら、患者さんから過去の症状を正しく聞き出せないと、診断ができないのです。

ここでは、双極性障害の診断の実際をお伝えし、最後に診断基準をみていきたいと思います。


双極性障害(躁うつ病)の家族の接し方のポイント

2016.1.17 双極性障害/躁うつ病

双極性障害(躁うつ病)は、躁とうつの2つの気分の波を繰り返す病気です。再発することも多く、長期にわたって治療していくことが必要です。

家族は、患者さんを取り巻くもっとも身近で重要な存在です。ですから、家族が双極性障害という病気を理解し、患者さんに対して理解をもって接することが大切です。そして症状の変化に注意して、薬の管理や服用の協力があると、再発率も大きく下がります。

ここでは、双極性障害の患者さんの家族がどのように接すればよいのか、考えていきたいと思います。


双極性障害(躁うつ病)につながる6つの原因

2016.1.16 双極性障害/躁うつ病

双極性障害(躁うつ病)は、気分が高揚する「躁」と気分が落ちこむ「うつ」を繰り返す病気です。

何らかの脳の機能的な異常があると考えられていますが、その原因ははっきりとは分かっていません。双極性障害は、遺伝の影響が強いと考えられています。ですが遺伝がすべてではなく、環境やストレスなども大きな影響があると考えられています。

ここでは、双極性障害の原因としてどのようなことが考えられているのか、お伝えしていきたいともいます。


双極性障害(躁うつ病)は遺伝する病気なのか

2016.1.15 双極性障害/躁うつ病

双極性障害(躁うつ病)は、「躁」と「うつ」という2つの気分を繰り返す心の病です。若くして発症することが多く、その平均初発年齢は21.2歳と報告されています。

一生涯で発症する確率は0.24~1.6%と報告されていて、およそ100人に1人の人がかかる病気です。日本にも100万人くらいの方が発病する病気なのです。

残念ながら双極性障害が生じるメカニズムはよくわかっていません。しかしながら、何らかの脳の機能異常があるのではと考えられています。その原因として、双極性障害では遺伝の関係が大きいと考えられています。

みなさんに知っていただきたいのは、双極性障害がどれくらい遺伝の要因が大きいのかということと、その情報をどのように生かせばよいのかということです。

ここでは、双極性障害の遺伝についてお伝えし、どのように遺伝と向き合えばよいのかを考えていきましょう。


双極性障害(躁鬱病)をセルフチェックする4つのポイント

2016.1.14 双極性障害/躁うつ病

双極性障害(躁うつ病)は、専門家でも診断が非常に難しい病気です。

双極性障害は、躁とうつという2つの気分の間を波うつ病気です。気分が高揚して活動的になる躁状態がハッキリとわかれば、診断は容易です。しかしながら実際は、そんなにハッキリとした躁状態がみられることは少ないです。

多くの患者さんはうつ状態の苦しみで病院を受診します。躁状態や軽躁状態は調子が良いので、本人にとっては問題意識をもっていないことがあります。うつで苦しんでいる患者さんは、ぜひ一度、双極性障害の可能性をご自身でも振り返っていただきたいです。

精神科の診察は、患者さんの言葉によって診断する部分が多いです。患者さん自身が躁状態のエピソードに気づいていただけると、治療もすすみやすいのです。

ここでは、双極性障害をセルフチェックしてみましょう。


双極性障害(躁うつ病)は完治する病気なのか

2016.1.13 双極性障害/躁うつ病

双極性障害は、躁状態とうつ状態の2つの間で気分の波がある病気です。その原因ははっきりとわかっておらず、何らかの脳の機能的異常があると考えられています。

ですから、根本的に治療することはできない病気です。気分安定薬を中心としたお薬でサポートしながら、少しずつ病気との付き合い方をうまくしていく必要があります。

「双極性障害は完治するんですか?」という質問をよくされます。私はいつも、「病気を無くそうとするものではなく、波を乗りこなせるようになっていきましょう」とお答えしています。

ここでは、双極性障害(躁うつ病)をどのようにしたら完治に近づけていけるのか、考えていきましょう。


双極性障害(躁うつ病)の躁症状・うつ症状とは?

2016.1.12 双極性障害/躁うつ病

双極性障害は、かつては躁うつ病と呼ばれていた心の病です。エネルギーの高まった「躁状態」と低下している「うつ状態」、この2つの気分の間で波がある病気です。

このように考えると分かりやすい病気に思えるのですが、双極性障害は見過ごしてしまったり、診断が難しい場面が多々あります。患者さんが困って受診するのはうつ状態です。調子がよい躁状態は忘れ去られてしまいます。また、双極性障害は多くの心の病を合併しやすく、その症状の見え方は複雑になってしまいます。

診断が変われば、治療方法も異なります。精神科の診断は、患者さんからの言葉が大きな要素をしめます。ですから、患者さん自身が症状について気づいていただけることに越したことはありません。

ここでは、双極性障害の躁症状とうつ症状について、理解を深める一助になれたらと思います。


双極性障害にみられる性格傾向とは?

2015.12.30 双極性障害/躁うつ病

精神科の患者さんを診察していると、性格傾向と病気には関係があることに気が付きます。病前性格(病気の前の性格)と精神疾患の関係は、古くから多くの研究者によって議論されてきました。

性格傾向と精神疾患は確かに関係があるのですが、「精神疾患は性格のせい」というわけでは決してありません。双極性障害に多い性格傾向としては、昔から循環気質が有名です。循環気質とは、社交的でほがらかで、他人との調和を大切にする性格です。むしろ好ましい性格傾向なのです。

ここでは、双極性障害にみられる性格傾向についてどのように考えられているのか、詳しくみていきましょう。