アセリオの副作用と安全性

2017.1.4 アセリオ(アセトアミノフェン注射薬)

アセリオ(一般名:アセトアミノフェン)は、解熱鎮痛剤の注射薬として多くの人に使用されています。アセリオの主成分であるアセトアミノフェンは昔はNSAIDsに属していましたが、今は全く別の機序で痛みや発熱を抑えていることが分かってきています。

アセトアミノフェンは安全性が高いお薬と考えられていていますが、効果もマイルドといわれてきました。しかしながら十分量使えば、しっかりとした効果も期待できるお薬です。

そのためアセリオは1000mg(カロナールなどの内服は200mg~500mgが一般的)と高用量で、効果も高いお薬です。

アセリオの気を付けるべき副作用として肝機能障害がありますが、点滴で使うアセリオは基本的に入院で使用します。入院中は基本定期的に採血しているため、肝機能障害は気が付きやすい副作用です。

ここでは、アセリオを正しく使用するために、アセリオにどのような副作用があり、どのような方が使えないのかみていきましょう。


アセリオ注射液の効果と特徴

2017.1.3 アセリオ(アセトアミノフェン注射薬)

アセリオ(一般名:アセトアミノフェン)は、2013年にテルモより発売された解熱鎮痛薬です。ロキソニンなどのNSAIDsとは別の作用機序を持ちあわせており、安全性が高い解熱鎮痛薬として幅広い方に使用されています。アセリオが発売される前、解熱・鎮痛薬はNSAIDsが中心でした。

しかしNSAIDsが使用しづらい症例は基本的に「我慢」させることが多かったです。アセリオはそのようなNSAIDsが使用しづらい人含めて使用できる注射薬として登場しました。重度な肝機能障害以外は使用しやすいため、多くの方がアセリオの点滴で痛みや熱の苦しみから解放されました。

注意が必要なのは、アセリオなどの解熱・鎮痛薬は症状を一時的に抑えるお薬であり、病気自体を治す治療薬ではないということです。安全性が高いし便利だろうということで安易にアセリオに頼っていると、思わぬ重篤な病気が隠れている可能性もあるのです。

ここでは、アセリオの効果の特徴を詳しくお伝えし、どのような疾患・症状に使われるのか、説明していきたいと思います。